2010年05月05日

国立モスクワ音楽劇場バレエ『エスメラルダ』

 実は、4月は2度も Bunkamura オーチャードホール に脚を運んでいたのでした。
 という訳で、今更ながらですが、4月15日にスタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念国立モスクワ音楽劇場バレエ及び国立モスクワ音楽劇場管弦楽団(何処を略して良いか判らん。)の『エスメラルダ』を観に行って参りました。原作はビクトル・ユゴーの『ノートルダム・ド・パリ』。『ノートルダム・ド・パリ』と言えば、今だと、ディズニーの『ノートルダムの鐘』を思い出す人もいると思うのですが、あれはディズニーというかアメリカっぽくハッピーエンドになっているので、物語が全く違うものになってるんですよね。実際のユゴーの作品の方は、至って昏く救いようがない話で、誰も幸せにはならない。なれない。でも、私はどちらかというとこっちの方が好み。日本人の感性にもこっちの方が合うと思うんだけど。
 全然関係ないけど、人魚姫も『リトルマーメイド』よりは、強かに永遠の命を手に入れる原作の人魚姫の方が好きですよ。
 今回の『エスメラルダ』はブルメイステル版と呼ばれるものなのですが、それ以前の問題として、私は『エスメラルダ』をバレエで観た事が一度もなかったので、今回はこの全幕通して『エスメラルダ』を観るというのが私の目的。

  音楽:チェーザレ・プーニ/レイゴリト・グリエール/セルゲイ・ワシレンコ
  台本:ワシリー・チホミーロフ/ウラジーミル・ブルメイステル
  美術:アレクサンダー・ルーシン
  振付・演出:ウラジーミル:ブルメイステル(1950年)
  リバイバル版演出:セルゲイ・フィーリン(2009年)

 私が行ったのは15日の回なのでキャストは以下の通り。
  エスメラルダ:ナターリヤ・レドフスカヤ(シニア・プリンシパル)
  エスメラルダ子役:クセーニャ・ベローワ
  フェビュス:ゲオルギー・スミレフスキ(シニア・プリンシパル)
  クロード:フロロ:ウラジーミル・キリーロフ(ゲスト・ダンサー)
  カジモド:アントン・ドマショーフ
  グドゥラ:インナ・ギンケーヴィチ
  フルール・ド・リス:アミーロワ
  ジプシー:イリーナ・ベラヴィナ
  将校:ドミトリー・ハムジン/セルゲイ・クジミン
  道化:デニス・アキンフェーエフ/デニス・ペルコフスキー/アレクセイ・ポポーフ
  王:ドミトリー・ロマネンコ/セルゲイ・マヌイロフ/イリーヤ・ウルーソフ
  ジェンジェーリ:アンナ・ヴォロンコーワ
  ヴェリエーション:マリア・クラマレンコ/マリーヤ・セメニャチェンコ/カリーナ・ジートコワ

 カジモドは所謂シニア・プリンシパルが演るのかと思ってたのですが、この「ノートルダム・ド・パリ」はエスメラルダが主人公なので、エスメラルダとフェビュスをシニア・プリンシパルが演じる形で、カジモドは意外にも普通のソリスト(いや、ソリストだって、凄いんだけど)。
 とは言え今回驚いたのは、それだけではなくて……特にコールド! もうバンバン踊るんだ、これが。余り多くバレエを観てる訳じゃないけれど、コールドがこれだけ動き回るのって、ちょっと吃驚する。ジプシーも「この人がエスメラルダなの?」と思うくらいソロでガンガン踊るし。もっともエスメラルダはジプシーの後に満を持しての登場なのだけど。
 こう言っちゃ何だけど、エスメラルダもフェビュスも本当に素人目に観てもそりゃ当然に上手いんだけど、これだけコールドも激しく動いていると、そこまで飛び抜けて凄いのかが判らなくなる。エスメラルダがコールドを従えて踊るような場面が殆どない所為なのかもしれない。(エスメラルダが踊るシーンは、舞台上の人々は概ねそれを眺めてるってパタンが多いのだ。後はフェビュスとのパ・ドゥ・ドゥとか。)コールドを従えて踊るようなシーンがあると、シニア・プリンシパルなんて飛び抜けて目立つから一発なんだけどなぁ。逆に言うと、全体的に完成度が高いのか。
 それにしても、シアター・オン・アイスなんかでも感じたのだけれど、コールドの見せ場が凄く多かった印象。これって、古典的なロシアバレエの演出としては定番なんだろうか。サーカスが盛んだから、全体的にみんな動くの当たり前なのかな。
 また、踊りだけでなく舞台装置や中幕なんかも素晴らしくて、美術も凄く良い仕事してると思いました。幕が降りてる状態でも、舞台は溜息吐きたくなるような美しさ。舞台が上がっても、街角の柱ひとつ取っても美しかったのですよ。

 セルゲイ・フィーリン演出の舞台がまた来日したら観に行きたいと思いつつ、次回は今回諦めてしまった『白鳥の湖』も観てみたいなぁ、などと。やっぱり、この辺りの演目はロシアのお家芸だしね。でも、日本では余り見かけない演目も観たいな……。
posted by HOSHINA Shiho at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート・公演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月02日

スターズオンアイス STARS on ICE JAPAN TOUR 2010

 例によって大変間が空いてしまっていますが、4月11日にSTARS on ICE JAPAN TOUR 2010の東京公演最終日を観に行って参りました。
 今回、滑走順はこちらにバッチリ出ていますが、公演毎に日本の選手達はみんな違うプロを滑っているのですね。
 余りにも間が開いてしまったので、全体の印象とすっごく印象に残ってるところだけ……。
 全体的な印象としては、(ツイッターでも書いてしまったけれど)これをSOIと呼ぶのはちょっと違うような──なんて。私のイメージのSOIって、プロのグループナンバーの方がメインで、ゲストで地元や現役のスケーターが入っているといった感じなんですよ。現役選手が中心といえばCOIなのですが、COIは倒産してしまったようなので、現時点ではSOIがCOI寄りになる部分もあるのかな、とは思うのですが。
 なのだけれど、今回のSOIは日本のスケーターとカナダのスケーターがメインで、それも殆ど現役選手。プロと、カナダ・日本以外のスケーターは少しで、グループナンバーはオープニングとフィナーレだけ……。これはある意味 カナダ オンアイス イン ジャパン じゃないの、と。スケーターひとりひとりの滑りには全く文句なんてないし、観られて嬉しかったのだけど、これにSOIと冠してしまうのはどうなんだろう、等と。丁度、同時に キングス オン アイス が欧州勢男子をがっつり引き連れてロシアで凱旋公演をやっていた事もあって、何だか取り残されたな、と思ってしまったりも……。

 今回のSOIで一番印象に残ったのは羽生結弦。今シーズン(既に昨シーズンと呼んだ方が良いのか)は、試合やエキシで何度が生で観る機会があったけれど、観る度に上手くなっていて本当に吃驚します。スピンの速度も速くて安定しているし、来期はシニアに上がってくるという事で、かなり楽しみでもあり、怖くもあり……。世界選手権の代表、どうなるんだろうと。
 テッサ・バーチュー&スコット・モイヤーのカップルも今期は何度か見る機会がありましたが、3月に『Gothic Opera』を買って以降、このアルバムをヘビロテ状態で聴いていたので、Adieuという曲が耳慣れてしまって(試聴してみれば解かりますが原曲がマーラー。)、彼らがマーラーを滑り出した時には、何故ヴォーカルが入っていないのか少し考え込んでしまったりも。(笑)それにしても彼らのシンクロ率の美しさは最強です……。
 また、私が行った公演では織田信成が『チャップリン』を滑っていて、五輪のチャップリンが見納めにならなくて本当に良かったなぁ、と。日本代表選手達のプロは、シーズンの最後という事で全て色々と思い入れがあって、感慨深く観てしまいました。

 五輪終了後という事で、暫くはあちこちでアイスショウが続きそうですが、無理しない程度に観に行こう思います。それにしても、キャンデロロの引退ショウ、本当に来日はあるのだろうか……。
posted by HOSHINA Shiho at 23:51| Comment(1) | TrackBack(0) | フィギュアスケート2009-2010 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月22日

月光ソワレVI 〜Gothic Opera〜

 もう3週間以上前になってしまいましたが(経過しすぎだ。)4月3日に、Bunkamura オーチャードホール で開催された ALI PROJECT のコンサート、『月光ソワレVI 〜Gothic Opera〜』に行って参りました。という事で、例によってセットリストと簡単に感想を。しかし、期間が開き過ぎて結構忘れている……。
 因みに今回のステージはライオンとバンビの剥製(バンビの方はとても小さかった……。)があって、アリカ様は衣装替えを何度かしつつも、いつもゴシック調の裾が長くて膨らんだ美しいドレス。カツラは去年の西太后に引き続き重そう。そして、舞台の登場時は鞭を持って出るのを忘れて一度袖に戻ってしまったり……。(笑)

『月光オペラの天鵞絨の緞帳は上がり』。アルバムでも最初の曲だし、タイトルからしてもこの曲が最初である事は察しがついていたので、思ったとおりのスタート。アリカ様の声の伸びも良いし、弦の音も良い感じでスタート。
『恋の翼は真珠色の骨を持ち』
 ここでご挨拶。去年の秋のツアー時に今回のコンサートが決まった事なども。
『薔薇色翠星歌劇団』
『禁じられた遊び』
 アルバム収録曲を順番に歌いつつ、中にとても旧い曲が入ってきたり……。
『私の心は語る薔薇の御胸を葩の御身を』。オスカー・ワイルドの「皇帝と夜啼鶯」をイメージしているとか。
『春の雪』、そして『春葬』。どっちだったか忘れてしまいましたが、ステージの背景がボッティチェリの「春」で、それがまた良かった記憶があります。ボッティチェリはキリスト教の宗教画じゃない絵が好きです。そういえばこの辺りで、殿の桜好きエピソードも披露されてたかな。この春、どうやら殿はアリカ様に「靖国の桜が咲いたらしいから行って来る」メールを打ったらしいです。微笑ましい。(笑)
『エトワール』。ヴァイオリン・ガイズのターン。アリカ様はお着替えです。
『騎士乙女』。この曲は以前から大好きだったので、今回のアルバムに入っていたのも嬉しかったし、ステージで歌えてもらえたのも良かった。
『桜の花は狂い咲き』。私は初めて聴いた曲だったのですが、何とアリプロの最初の曲らしいです。20年近くも前の曲! 先に詞があって、そこに音楽をつけたのだとか。驚くほど古く感じしなかった……。もっとも、アリプロの曲っていつだって旧くも新しくもなく、ただいつも斬新で前衛的なイメージだけど。前衛的なのに新しくないという言い方も微妙? でも、聴覚に強烈に残るんだよなぁ。

 ここからは片倉タイムです。
『Poisoner』。実は今回、コンサートパンフにアンコール以外のセットリストが(一部ではなく、アンコール曲以外の)全てが載っていて、コンサート前にパンフを購入してしまった方は片倉タイムで何を歌うか完全に判っている状態でした。(前回はシークレット扱いでした。)もっとも、私はコンサート終了後に購入したので知らなかったので、普通にワクワクでしたが。(笑)
 続いて『阿芙蓉寝台』。そして『あら皮』。この曲は『わが揩スし悪の華』のカップリングで収録されていた訳ですが、私はシングルCDを買う習慣がないので、『わが揩スし悪の華』がルルーシュに捧げる歌で、『あら皮』がスザクに捧げる歌だった事に気付いたのは、実はアルバムに収録されてきてからだったのでした。そんな訳で、歌詞を理解してから生でこの曲を聴いたのは実は初めてで……。ギアスの最終回を思い出して、切なくなってみたり。いや、アリカ様そんな話全くしてませんでしたけれども。(笑)私がそう思っただけね。
 ちなみに片倉タイムはここまで。片倉タイムでは珍しく殿がお話になりましたが、最初から考えてきてあった台詞だったのがモロバレ状態でした。(笑)

『エルフの娘は地上に降り』。『あら皮』に引き続き物語調の曲。この曲に関しては歌詞をきちんと理解して欲しいとの事(最近の若い子に「そんな事言ってないでしょう」みたいな感想を送ってくる子がいるとかで。)で、ステージの背景には父娘の会話と解るような形で歌詞表示。100%の幸せはないという事を歌った曲なのだとか。ちゃんと歌詞を聴くと解ります。
『百合の日々は追憶の中に潜み薫る』。最近アリカ様の事を「お姉さま」と呼ぶ子が多いそうで、そういった事から着想を得ての曲なのだとか。私達は嘗て一茎の百合であったのではないか──と。
『薔薇獄乙女』これについてはきっとみんな色々書いてるだろうからノーコメント。(笑)ただ、これはアリプロのコンサートであって、ローゼンメイデンのコンサートじゃないんだだしさ。アリプロを主体に置いた時に、ローゼンは一側面に過ぎないという事を忘れてはいけないなと思ったり。
『この國の向こうに』。この曲はアリカ様も殿も本当に好きなんだろうなって思います。秋のツアーと言い、今回と言い、パンフレットの(特に殿の)コメントとか、本当に嬉しそう。
 これで終わっても全然良かったと思いますが、やっぱりここからはお約束のアンコール。
 まずはヴァイオリン・ガイズの『Gothic Opera』。
 そしてアリカ様登場。『Adieu』。背景が(多分)ムリーリョのマリア様の絵で、曲との雰囲気も相まって大変素敵でした。これで終わりでも良いと思ったくらい……。 『星月夜』。月光ソワレのタイトルどおり、ラストは月明かりの曲。ステージも星月夜の映像でとても綺麗でした。
 もう、この辺りの曲は全て余韻があって、荘厳で美しくて、どれラストでも良かったなぁ、と。

 今回はコンサートが終わった後もツイッターで知り合った方とお食事したりできて、とても楽しいコンサートでした。秋のツアーも愉しみです。
posted by HOSHINA Shiho at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ALI PROJECT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月19日

Jr女子を合唱したいなぁ(BlogPet)

志穂は、Jr女子を合唱したいなぁ。

*このエントリは、ブログペットの「ねりな」が書きました。
posted by HOSHINA Shiho at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月05日

ボルゲーゼ美術館展

 最早先週の事になってしまいましたが……。(何か最近いつもこんな書き出しのような?)3月の最終の日曜日、東京都美術館で開催されていたボルゲーゼ美術館展 ラファエロ《一角獣を抱く貴婦人》に行って参りました。
 実は本当に余裕がなくて1時間程度で観る事になったのですが、「まぁ作品数少ないから1時間もあれば何とか……」と思ってた自分、馬鹿です。作品数が48点と少ないが故に、1枚1枚の作品に見どころが多いのでした……。

 今回の展覧会は、サブタイトルにもあるとおりラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》が核となっていて、この絵に就ては、修復前の状態の解説などもあったのですが、見どころはそれだけではありません。
 個人的に印象的だったのは、ミケーレ・ディ・リドルフォ・デル・ギルランダイオという画家の《レダ》と《ルクレツィア》。2枚で対になっています。男性を受け容れたレダは白鳥とともに柔和な表情で、男性を拒んだルクレツィアは凛々しく、また対になったレダを軽蔑するような視線で描かれているのが象徴的。
 レダはダ・ヴィンチの模写も展示されていて、今度の展覧会、私の中で一番印象に残ったのは、この2枚のレダの絵かも知れません。
 キリスト教の題材としてメジャーな《放蕩息子》もアントニオ・パルマとグエルチーノという画家のものがあって、こちらもかなり作風の異なる2枚でした。
 宗教画で感動したのはヴェロネーゼの《魚に説教する聖アントニオ》。アントニオが人々に説教しているところに、魚達が集まってくるのです。こういう映画のワンシーンのような絵には心奪われます。涙出てきました。
 宗教画に関してはボッティチェリ(工房)の作品もあったのですが、こちらは《聖母子、洗礼者ヨハネと天使》という1488年頃の作で……一応まだロレンツォ・デ・メディチが生きている頃の作品なのですが、やっぱりどうにも彼の宗教画はちょっと硬い感じ。う〜ん。

 今回は名前を知らなかった画家の作品に心奪われる事が多かったです。ラファエロもボッティチェリも当然ながら素晴らしい。でも、それだけでなく、バッティステッロの《ゴリアテの首を持つダヴィデ》も凛々しくて格好良かったし、最後の絵がジョヴァン・フランチェスコ・ロマネッリの《巫女シビラ》なのも良かったな。

 都美術館はこの展覧会を最後に改装期間に入ってしまうので、これから暫くは脚を運ぶ事もなくなりますが、今までよく通ってきた美術館なので、改装後の展覧会も愉しみです。
posted by HOSHINA Shiho at 23:17| Comment(1) | TrackBack(1) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月22日

没後四〇〇年特別展 長谷川等伯

 昨年末からこっち、色々と手が回らず美術展にも余り足を運べない状態だったのだけど、そうも言っていられない事態がやってきていたり……。
 という訳で14日に無理矢理休みを作って、東京国立博物館で開催されていた『没後四〇〇年特別展 長谷川等伯』に行って参りました。
 等伯の展覧会というのは記憶にある限りでも初めてだし、今後いつあるのかも判らず……。しかも会期も激が付くほどの短期。実は等伯の絵は教科書などでもじっくりと観た事が一度もなかったので、今回の展覧会では(ありきたりな感想ですが)その迫力に本当に驚きました。
 初期の艶やかな仏画(法華経の既存のイメージを覆す華やかさ)から、荘厳な襖絵や天井画を経て、年老いて静かな水墨画へ到るまでの道筋を丁寧に追った展覧会で、回顧展としては本当に最高レベル。
 個人的に等伯の好きなところは、その絵も然る事ながら、人としての強かさ。あの時代に於て、幾ら才能があったとは言え(確かにそれは本当に素晴らしいのだけど)、もう中年になろうという歳で、石川の片田舎から家族だけを引き連れて単身京都に乗り込み、自分の才能を知らしめる為に住職(主人)不在の寺院に乗り込んで襖に絵を描き込んでしまうという──その強気。
 才能がなきゃ出来ない。更に言うなら、その上で才能を持っている事を自身も良く知っていなければ、これは無理で。(井の中の蛙だったりするととても恥ずかしい。)
 それに、この人は狩野派の技巧を真似た絵画も残っているんだけれど(これも展覧会で観られます。)、それも「都の流行りを知る為に勉強した」と言えば聞こえは良いけど、要は「俺はこれも当然できる。その上で俺は俺の路を往くよ」という主張も透けて視えるというか……。とにかく狩野派へのライバル意識が凄いし、それを凌駕する勢いも実際にあって。
 何たる自信家。でも、その自信が妄想でも何でもないのがまた怖いし、凄い。
 一言で言うなら、人も画も「ダイナミック」という言葉が一番ぴったり。個人的にはこれほど「ダイナミック」という言葉の似合う筆致の画家も余りいないであろうと。水墨画だと余りこういう表現って使わないんじゃないかと思うだけど、この人はダイナミックなのだ。ホント。

 そんな訳で、ダイナミックさを味わうなら《十六羅漢図》辺りがお得意の仏画でお奨めです。
 また、強烈だったのは、10メートルにも及ぶ《仏涅槃図》。展示場所の所為もあったかもしれませんが、この絵が眼に入った瞬間、大音声の南無妙法蓮華経の大合唱を空耳。恐ろしいまでの迫力。
 等伯の出世作(?)でもある円徳院の《山水図襖》もお奨めです。これはダイナミックと言うには少し違うのだけれど、会場を出た後もまぶたに残って幾度も思い出す絵です……。白い桐紋様を雪に見立てて、日本の懐かしい景色が描かれているのです。日本語で適切な言葉が見当たらないんだけど……ノスタルジックです。
 代表作の《松林図》は大取りですが、ダイナミックなのに静かで……う〜ん、全体的に展示のバランスなんでしょうか。人の一生というか、終わり方も素敵でした。

 因みに、等伯が上京して2年後には朝倉家も滅んでしまうので、この人本当に運が良い。その上、千利休と繋がってたりするところも、京都での身の処し方とか色々と良く解ってるというか……。野心家なのに、処世が巧い。とにかく、人物として魅力的なのです、等伯は。戦国時代に、戦に依らず足場を築いた人物という意味でも。

 ところで公式サイトを捜すついでに『とうはくん 公式サイト』というのも見つけました。(笑)これが今流行りのゆるキャラというやつか……。
posted by HOSHINA Shiho at 22:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イメージ(BlogPet)

きのう志穂の、イメージへ想像したかった。
だけど、メモするはずだったみたい。
でも、方々みたいな上映するはずだったみたい。
それできのうねりなが、シンポジウムは真似されたみたい…
それで志穂で回避するはずだったの。
だけど、サイドとか登場したの?

*このエントリは、ブログペットの「ねりな」が書きました。
posted by HOSHINA Shiho at 07:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月22日

プルシェンコファンでヘルシング(BlogPet)

志穂の「プルシェンコファンでヘルシング」のまねしてかいてみるね

※本文に躍り出る瞬間が大好きだプログラムコンポーネンツに日本国のもが、ない選手も最高だニジンスキーが好きだ黒い瞳が轟音と共にジェーニャを!一心不乱のファン達は満身のためならば応援せん。
4の片隅に棲むプルシェンコファンに棲むプルシェンコファンに金切り声を!一心不乱の得点をこめてきた3回転は屈辱の鴉を見せてプルシェンコの滑りを翳した時など感動に追い回されTRのプロがおどるジェーニャの間堪え続けた掌に金切り声をこめて消えて湧き上がる観客席と追いやり3年も留まらぬ速されたプロを叩き起こせ表彰台から引きずり降ろし眼ににもみんな応援団となるを私でステップでニースでそして再びバンクーバーオリンピックに押し上げられて上位に彼等が彼が大好きだ歓声を開始せよ征くぞ諸君とインタビューに金切り声を眺めるの束を望んでスポットライトに金切り声を!!!プルグラムを眺めるのが滑ったライバル達がおどるジェーニャのブレードが極めてきたプロを叩き起こせ表彰台の入りオールレベル4回転は魔物だけでソルトレイクでこのあたりでなく宇宙人もみんな応援し尽くしてきた3回転は知って往く様など胸が休養を翳した3回転は彼が休養を中傷したリンクでこのリンクサイドに追い回されたリンクサイドに向かって消えてプルシェンコを応援せんと1週間足らずで3000羽の力を!!我らはとてもとてもとても悲しいものだシルク・ドゥ・ソレイユが諸君私は過激な発言を応援だ氷上に挑むアスリートのない!!!!一心不乱のファン達は知って上位に答えていますが減ってプルシェンコを滑る選手もの鶴を殺す嵐の間堪え続けて湧き上がる観客席とがプルシェンコをクワドコンボを眺めるの彼方へと追いやり3年ものはもはや足りないでニースでバンクーバーオリンピックに並んだカルメンがプルシェンコを毎回チェックして湧き上がる観客席に並んだ諸君とインタビューに照らされる様な事を望むか?「ジェーニャ!!ジェーニャ!!ジェーニャ!!」よろしいならば1人も留まらぬ速さで構成されTRの限りを一番応援を尽くしています!
)銀色のプルグラムが、宇宙人も最高だボレロが滑った時など絶頂すら覚える表彰台のハイタッチでいますが眼に躍り出る瞬間が、宇宙人のプルグラムを開けてしまうの片隅に揃った3回転は過激な五輪を彩るの大応援団と追いやり3回転は満身のロシア選手達は諸君とする観衆だ我々は屈辱のてっぺんでトリノでなく宇宙人のてっぺんで演じられるありとあらゆるプルグラムを、ない感動すら覚える嘗ての折鶴の鴉を中傷し続けたクワドコンボを中傷し尽くし三千世界の姿を!一心不乱の勇気を望むか?鉄風雷火のブレードが眼を毎回チェックしてプルシェンコの極みだ必死にに揃ったプロが潜んでニースでモスクワで細かくポイント稼ぎしたいとかそういった意図は魔物だけでいますがすくような五輪を弾き出すの片隅に棲むプルシェンコファンにただの得点を望んでトリノでソルトレイクで構成されTRの片隅にもみんな応援する諸君原文はとてもとても悲しいものだだジュニア上がりのが潜んでそして再びバンクーバーでいます!!
でもエフゲニー・プルシェンコを望むかを応援せん!

*このエントリは、ブログペットの「ねりな」が書きました。
posted by HOSHINA Shiho at 07:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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