仕事の都合上、14日に日本を外すという選択肢がなかったので、敢えて行かなかった『現代 2007 SUPERSTARS ON ICE』ですが、今年は突然の火事で中止になってしまったようですね……。開催国と去年の驚愕、ヤグディン現役復帰のニュースにプルシェンコの術後の経過、重ねてスタビスキーの出国など、何だか胃が痛くなるような噂ばかりに終始していたアイスショウでしたが、こんな形での中止は流石に驚きというか……。
因みに、間近に迫った日米対抗戦についても、予想通りチケットを手にする事ができませんでした。ってゆーか、このキャスティングであの狭い箱……どうやって一般発売でチケットを入手しろと言うのか。そもそもこんな直前に告知が来たって、既に予定が入ってて、チケット獲りにさえ参加できません。
という訳で日米対抗戦チケット発売日となった15日は、第15回WebSig会議『Webサイト構築のためのプロジェクトマネジメントスキル』に参加してきました。
プロジェクトマネジメントに関しては、『Web標準の日々』の時の林千晶氏の講義が非常に面白かったので、今回も勇んで参加。今回のスピーカは、NRIネットワークコミュニケーションズの松岡清一氏とビジネスアーキテクツの森田雄氏でした。
第一部では松岡氏から、管理の難易度をカネ・ヒト・モノの順に落とし込んだ上で(先に述べたものから難易度が高い)、プロジェクトの性格を決める要素や、比較的実行に移しやすい管理手法等についてのお話がありました。また、終了直前に、明日から実践できるクオリティ・コントロールのポイントについての説明もあったのですが、これはちょっと駆け足になってしまったので、もう少し詳しく聞きたかったかな、等と今更……。(何で質疑応答の時に訊かなかったんだ、私……。)
他にも幾つか印象に残った内容もあるのですが、松岡氏の講義資料は後ほどネットワークに上がるようなので、とりあえずそこに上がらない話題を幾つか。
質疑応答の際に、「プロジェクトマネジメントに興味がない人材に対して、マネジメントに興味を持たせる為にはどういった方法を採るか」といった内容の質問があったのですが、これに対して松岡氏はジャグリングを例に取り、相手に対して一度に廻すボールの数を増やす事(単刀直入に言ってしまえば、複数の業務をパラで廻させる)で、まずは自分のタスクのマネジメントの必要性に気付かせる、といった旨の回答をされました。
そう言えば私の場合は、前職では上司が当たり前のように手渡してくれたプロジェクト全体と担当者別のガントが、今の職場に来たら単なる1本線しかなかったという衝撃で、前の職場でのプロジェクト管理方法を必死で思い出し、模範し始めたのが最初だったな、等と思い出したり……。(笑)
また、ピーター・ドラッカーの言から、自分が体験しないとマネジメントできないといったお話もありました。(これは雑多な全ての業務までもを把握しろとか言う意図ではないです。誤解のないように……。)松岡氏は、その当時のWebを取り巻く環境柄、開発やデザイン等色々な側面のお仕事を為さっていて、一通りの事はご自分で体験なさっているのですね。現在のように、ある程度分業が進んでしまうと、自ら体験するといった事がなかなかできなくなってしまうので、その点は今後業界が発展すればするほど難しくなっていくのだろうな、と思います。
第二部は森田氏のお話だったのですが、これがいきなり何かを否定された感じで始まったので面食らいつつも、矢張りそこは森田氏という事で。率直に感想を述べると、非常に面白かったです。
森田氏のお話で、私が一番驚いた──というか眼から鱗が落ちたのは、プロジェクトリーダーとプロジェクトマネージャーで必要とされるスキルの違いが明確に語られた事。
このふたつの役職(役職?)の違いというのは、もっとその辺りが明確だったであろう前職の頃からイマイチ見えておらず、勿論それは当時の自分がクライアントの直接的な要求の聴こえてこない現場のプログラマに過ぎず、余りにもモノが視えていなかった側面も大きかったと思うのですが、それが故に現状に於いても「結局自分の立場って何よ?」みたいな部分には悩まされてきたので、もうそれだけで何かスッキリしたというか。
その違いをここで説明するには、余りにも尺が足りないので割愛しますが(そして、資料もネットワークには上がらない。)とりあえず、プロジェクトリーダーへの道は遠いと思いました。
また、森田氏に関しては懇親会でちょっとだけお話を伺ったら、「おや、これは何だか凄く感想書きにくいシチュエーションでは……」という事に気付いてしまったのですが(笑)、自分の上司はそういうマインドで仕事してるのかなぁ、等とちょっぴり興味深くもありましたです。ハイ。
今回の会議の感想としては、プロジェクト『マネジメント』というだけあって、どうしても経営学的な視点は切り離せないなぁ、と。これは学生時代の専攻の影響してるのかな。それと、ビジネス・アーキテクツという独特の方法論が確立している企業の遣り方を、無理やり土台の違う他の組織体系に適用させるべく凡例を問う事には、余り価値はないんじゃないかな、とか……主観ですが。(これは、多分その場にいた方にしか通じないニュアンスの話なのでしょうけれど。)
そんな感じで(?)、とりあえず次回の会議も楽しみにしています。
2007年09月19日
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タイプってなに?
Posted by BlogPetのねりな at 2007年09月25日 14:05
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