2007年07月18日

ドリームオンアイス2007 日本代表エキシビション

 新選組が好きで、新選組関連のTV番組は大体追いかけてる――などと豪語している人がこの人を知らなかったら、そいつは間違いなくモグリ。
 と言うことで、17日から時代劇専門チャンネルでは栗塚旭特集がスタートです。『新選組血風録』と『燃えよ剣』は録画&永久保存必須! という訳で大好きな若村麻由美が出ている『御家人斬九郎』の全50話放映と重なって、ハードディスクが大変な事になってる今日この頃。というか、栗塚旭特集を追いかける為に、また新しいHDD付きのDVDレコーダ買っちゃったんだよね、と。

 ま、それはさて置き16日にDreams on Ice 2007、DOIの千秋楽公演に行って参りました。今回は同僚嬢とふたりです。
 会場は例年通り新横浜プリンスホテルスケートセンター。首都圏では既にTV放映も終わっていますが……番組タイトル、ドリームオンアイスじゃないですね。浅田真央と安藤美姫が抜けちゃうとこういう事になるのか……う〜ん。まぁTVの方は録画だけしてあるので週末にでも観ます。
 今回のDOIでは、全体的に照明が物凄く良くなったな、という印象を受けました。もしかしたら今までが今までだったのかも知れませんが、ライティングに個性が出てきたと言うか、特に南里康晴の時なんぞは結構びっくりしました。こういう事もできたのね、みたいな……。
 とりあえず、毎度お馴染みと言う事で、今回も選手の滑走順に簡単な感想でも。

 第一部は鈴木明子からでした。綺麗だった印象はあるのですが、今思い出してみると余り憶えてないかも。ごめんなさい。
 鳥居拓史は生で初めて観ました。彼もまだまだこれからかな。
 村元小月は衣装が凄くかわいかったです。デザインは去年のキミー・マイズナーのフリーの初期の頃のものとちょっと似てます。唐草模様が入っているやつです。彼女は雰囲気も素敵なので、今後に期待です。
 無良崇人は、小物使いが洒落てましたね。彼は以前にもエキシビションで観た事があったと思いますが、随分と雰囲気が変わったように思います。髪型だけの所為じゃないはず。
 水津留美は初めて生で観たのですが、TVで観るより小柄だなぁ――というのが第一印象。ミシェル・クワンを目指して欲しい雰囲気。とても素敵です。個人的には、彼女が何故今までMOIやDOIに出ないのか不思議に思っていたくらいだったので、今後に期待大! な感じです。
 町田樹はオープニングで物凄く目を惹いたのですが、実際のプロだと意外に普通でした。ただ、雰囲気重視と言うよりは技巧派なのかな、と。
 武田奈也はお疲れ気味だったのかミスが目立ちました。それにしても、こうやって観ると彼女本当に大柄なのですね。中野友加里が常に絞っている感じなので、並ぶとちょっと吃驚してしまいます。
 小塚崇彦は、今季のショートを披露してくれました。まだ滑り慣れていない感じでしょうか。しかし、私が衣装から連想したのはブライアン・ジュベールでした……。
 中庭健介は『マンボ』。お色気……というか色物プロで盛り上がりました。彼はこういう路線も行けるのですね。でも、これきっと国内限定だろうな。去年の『海猿』みたいな形で、1回だけしか観られないプロだったらどうしよう。(いや、でも海外で上位入賞してこれ演られるのもなぁ・笑)
 村主章枝は『シカゴ』でしょうか。こういうピシッと決める曲というのは、去年の『カルメン』とちょっと似たイメージですが、去年ともまたちょっと違いますね。個人的には、彼女の場合競技用のプロの方に興味津々。
 一部の取りは神宮のシンクロでした。女性メンバの中で、衣装の色とアイメイクの色を合わせてる方がいて、可愛くて素敵でした。全員が同じメイクになってしまうと怖いかもしれないけれど、あれくらいの薄い色のアイシャドウなら、全員で合わせても素敵かも。

 第二部のスタートは南里から。これはYahoo!のニュースでも取り上げられていたので、皆さんご存知かも。『炎のファイター』のピアノ曲でした。日本でしか通用しなそうなプロなので、海外での披露はなさそうですが、結構しっかりジャンプとかも入っていて、なのに曲が曲だったので凄く短く感じてしまいました。率直な感想として「え! もう終わり?」と思ってしまったのですが、結構長くやってましたよね、実は。笑っている内に終わってしまった……。とりあえず、最後の「ダー」は一緒に言ってみました。
 中野は『瀕死の白鳥』で、アンコールが『アメージング・グレイス』。真っ白な衣装が印象的でした。彼女、今年は競技に片手ビールマンを入れてくるのでしょうか。路線も安定してきて、今年もどこまで伸びるか愉しみです。安藤美姫の激しいまでのアップダウンと浅田真央の伸びが激しくて気付きにくいかも知れませんが、彼女も一昨年シーズンから順調に伸びているので、今季もかなり期待できると思います。
 織田信成は『アラウンド・ザ・ワールド』。これはDOI限定だと思いますが、途中で神宮チームのリフトがありました。4人くらいですいっと織田を持ち上げてしまうと言う。こういう限定ものも、ある意味国内のショウの特権だと思います。アンコールでは連続ジャンプも披露。相変わらず彼のジャンプはふわっとしていて失敗する気がしません。
 金妍兒は『ジャスト・ア・ガール』でしたが、彼女はあの髪型だとミシェル・クワンと雰囲気が似てる感じですね。彼女もアンコールありました。
 アルベナ・デンコワ&マキシム・スタビスキーのカップルはもう、非常に非常に盛り上がりました。場内一体になって盛り上がってる感じで、とっても愉しかったです。改めてファンになりました! 最初はタンゴで、これは多分世選のオリジナルダンスをアレンジしたものでしょうか。アンコールの方は、ちょっと曲は判らなかったのですが、スタビスキーが椅子と滑ってました。リンク全体を椅子で滑るスタビスキーが物凄く面白くて、デンコワも丁度リンクの対角線に当たるような位置でソロで滑ってるものだから、場内満遍なく盛り上がって非常に愉しいエキシビションでした。勿論最後は場内スタンディング・オベーション! 今回一番娯しかったプロです。
 ステファン・ランビエールは『ロミオとジュリエット』。彼の場合はちょっと客席に近づくとそれだけで黄色い声の大歓声なので、そっちで笑ってしまうのですが、矢張り独特の雰囲気は流石。アンコールでは『フラメンコ』を途中から。あの、パンッという手拍子の音を聴くとそれだけでちょっと興奮してしまうのは、あの世選の緊張を思い出すからでしょうか。でも、エキシビションだと落ち着いて観られるので、とても愉しかったです。
 ランビエールが引っ込む直前に幕の内側から花束が投げられて、それを拾っていたらまた花束が……という演出があって場内笑いに包まれたのですが、これはどうやらスタビスキーの仕業だったらしいですね。お茶目さんだなぁ、スタビスキー。
 申雪&趙宏博は『マイ・ウェイ』。もうこれはいつもどおり言うことなしの完璧演技。盛り上がりました。というか、彼らの場合は登場時から雰囲気が違うんですよね。アンコールは『カルーソー』。個人的には『カルーソー』の方が好きだったりするのですが、どちらであったとしても、このペアの完成度は素晴らしいと思います。
 そして大取りは高橋大輔。高橋はビョークの『バチェラレット』で滑った後、アンコールで登場した際には、昨年のフリーの『オペラ座の怪人』のストレートラインステップに入る直前のところから滑ってくれました。『バチェラレット』はまだ慣れていない感じでしたが、『オペラ座の怪人』の方は非常に盛り上がりましたし、素晴らしかったです。
 それにしても、彼がこんなにも早く大取りを務める日が来た事には、驚きを禁じえません。
 私が高橋大輔という選手の滑走を初めて生で観たのは、丁度一昨年のDOIの事でした。その時のDOIというのはトリノ五輪の前年、モスクワ世界選手権の3ヵ月後に開催されたもので、私が高橋大輔と言う選手の名前を初めてまともに認識したのもまた、そのモスクワ世選の報道でした。
 が。
 その時の報道と言うのは――ここをご覧になってる方は殆どご存知でしょうが――今まで2枠を守り続けてきた男子の五輪出場枠(厳密に言うと世選枠)が1枠に減ったというものとセットだったのです。本田武史が怪我で途中棄権し、高橋は4回転どころか殆どのジャンプを失敗してしまったという曰付きの世選。その時のDOIというのは、そんな折に開催されたものでした。
 とにかく、そんな世間の駄目男としての評価を一身に集めて滑った彼(と言っても、その時のDOIで日本男子の中で一番安定した滑りを見せたのもまた彼でした)が、2年後の世選で準優勝を果たし、女王不在という条件もあったとは言え最終滑走を飾る日が来たのだと思うと、何と言うか――感無量?
『オペラ座の怪人』のストレートラインステップのところでは、あの東京世選の時の場内の雰囲気を思い出し、不覚にも涙が出そうになってしまいました。多分、これからもずっと折に触れて思い出す気がします。地元開催の世選というのは、こんなにも特別なのですね。

 フィナーレ終了後は、日本勢が揃って、中庭の『マンボ』の真似をしてくれて大盛り上がり。また、オープニングの際はランビエールが座長なのかと思いきや、フィナーレ後は殆ど織田が座長状態で、みんなで袖に引っ込む時に突然ひとりジャンプしてくれたり、全員で輪になる時に中心になったりと、日本勢を引っ張っていました。
 そんな訳で、安藤美姫と浅田真央という看板が不在でも、かなり面白かった今年のDOI。個人的には去年より愉しかったように思います。城田氏の失脚に伴う様々な体制変更の中で、このイベントが来年もあるかどうかは判りませんが、来年もあったら是非観に行きたいと思います。


posted by HOSHINA Shiho at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | フィギュアスケート2007-2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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