人から指摘されて気付いたのだけれど、どうやら私は会話の端々に「そもそも」という接続詞を挟むのが癖らしい。時には話していて数えたくなるほどに「そもそも」を連呼しているのだそうな。きっと理屈っぽいのだな。うむ。でも、文章だともっと別に顕著な言い回しの癖を認識しているので、個人的には大して「そもそも」は気にならない。まぁ読んでる人は気になってるかもしれないけど。
という事で今回は、カップ・オブ・チャイナに比肩する今シーズンのグランプリシリーズの双璧、カップ・オブ・ロシアの見どころについて語ってみようと思います。
ただ、前シーズンのように、トリノ五輪では全種目制覇の勢いで活躍したロシア勢が、翌年には世界選手権メダル零――なんてパタンもあるので、現時点で想像する見どころなんてのは余り当てにならないと思います。選手の進退も何だかんだ言ってギリギリまではっきりしない事が多いですし、いざシーズン・インする頃には引退を宣言していた選手が、意外に復活している事もあるかも知れません。果たしてカップ・オブ・ロシアの TBA、本当にエフゲニー・プルシェンコが滑り込んでくるのかどうか。相変わらず心境は複雑。個人的にはNHK杯のみのエントリーとなっているアンドレイ・グリャーツェフか、イリヤ・クリムキンでも良いと思うのだけど……。グリャーツェフは結局、東京世選に来日しなかった上、今季のグランプリシリーズ出場も1試合のみ。クリムキンに至っては引退報道もなかったですし、何故アサインから名前が消えてしまったのかさっぱり……。う〜ん、引退しちゃったのかなぁ。いや、でも……。
そんな訳で、カップ・オブ・ロシアですが、現在未定のロシア枠に誰が入ってくるかで、試合のレベルも随分変わって来ると思われます。この TBA の大本命は、何気にここでも最も多く取り上げているエフゲニー・プルシェンコ。トリノ五輪の時に叩き出した歴代最高のパーソナルベスト 258.33 を引っ提げての復活となります。とすれば、誰が何と言おうと優勝は彼です。彼なのですよ。
とは言え。
この大会、ステファン・ランビエールとジェフリー・バトルもエントリィしているのです。要するに、プルシェンコが入ってくるとすれば、トリノ五輪でメダルを獲った3人が全員揃っちゃう試合になる……。これは……観たい。観たいってば。
更にジョニー・ウィアーもエントリィしていますから、上手く行けばこの試合だけで、トリノ五輪の上位5位までに入賞している選手の内、4人もの滑走を観られる可能性も。
もう、これだけでもかなり魅力的なのですが、この試合では個人的に観てみたい選手が彼ら上位陣とは別にふたりいます。ひとりは、クリストファ・ベルントソン。彼はスケート・アメリカの際も触れたとおり、東京世選で大躍進した選手です。元々面白い事を演っていた選手なので、プロを観るだけでも愉しいと思います。そして、もうひとりはグレゴール・ウルバス。彼については成績云々というより、シルエットと滑りが好き。エントリィはこの1試合のみですし、選手としても年齢的はかなり上。ジャンプの精度も高くないので、今後急に上位に喰い込んで来るような事もなさそうなのですが、氷上での姿勢や腕の伸びが、まるでバレエを踊っているようで素敵なのです。見惚れます。
さて、この試合にエントリィしているロシア選手についても簡単に触れておきましょう。まず、スケート・アメリカでも触れたアンドレイ・ルタイ。ルタイについては、もしプルシェンコが同試合で復帰となってくると、アメリカの時とはちょっと毛色が違ってくるかもしれません。何故ならプルシェンコとルタイはコーチが一緒だから。こう……プルシェンコのコーチの視線って、自分の色に合う選手に対して偏重して与えられるイメージがあるので(あくまでイメージなのですが……その割にはアレクセイ・ヤグディンもグリャーツェフも、そのコーチの元を離れてるんですよね……)同じ試合に一緒に出るとなると、ちょっと寂しい想いをする事になるんじゃないかと。勿論、ルタイとプルシェンコでは色々と差がありすぎるので、変な対抗心は生じないと思いますけれど……。う〜ん、得点待ちの時に独りにならないことを願います。アレクサンドル・ウスペンスキーについてはほぼ滑りを観た事がないので、単純に娯しみかな。
そして、TBA に入ってくるのは、個人的にはグリャーツェフでも嬉しい。クリムキンでも安心する。(笑)
女子については、やはり中野友加里が必見ですが、キーラ・コルピやジョアニー・ロシェットの活躍も愉しみ! そういえば、女子のロシア枠はアリーナ・マルチノワしか知ってる選手がいない……。って、あれ? エレーナ・ソコロワは……? ソコロワ引退じゃないよね?
2007年07月07日
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