トリノ五輪の凱旋公演から一年も経つ頃に、やっとこのニュースが……。
プルシェンコ来季復帰へ フィギュアトップ返り咲き狙う
正直言うと心境は複雑。この台詞を――待っていたのか、いなかったのか。私はファンとして、結局彼にどうしてほしかったのだろう。五輪で金メダルを獲ったら、さっさと引退してほしかったのだろうか。そうして、彼に楽になってほしかったのだろうか。それとも、もっと彼を応援し続けたかったのだろうか。そういう問題ではなく、日本ではこれ以上有名になってほしくなかったのかな――とか……。
ファンの方はご存知だと思うけれど Golden Ice というアイスショウの件にしても、心配な事が多いし。ここのところ、彼に関わるニュースは落ち着かないものばかりだ。
実際問題として、今回の復帰も本当に彼の意思なのかどうか。
東京世界選手権のエントリィが本格的に出揃って来て、例えば欧州戦を棄権したステファン・ランビエールの出場が決まった事なんかは、とても嬉しいニュースなのだけど。
でも、ロシアの場合は、一見アンドレイ・ルータイとアンドレイ・グリャーツェフに決まったように見えたものの、どうも未だに揉めてるような噂も見かける。確かに、グランプリシリーズの状況を思い出すと、セルゲイ・ドブリンの方がグリャーツェフより余程も世選で勝てそうに思えるし……。彼らの場合、試合毎に結果に波があるから、観ている方も気が気じゃない。数年前の『優勝はどう転んだところでヤグディンかプルシェンコ』≒どちらが勝ってもロシアが世界一という時代を知っているだけに、今回のプルシェンコの決断に関しては、彼自身の意思なのか、それとも国の意思なのか、更に言うなら国の意思を慮った上での彼自身の決断なのか――私なんかには到底判断しかねるのだ。
本当に、勝ちたくて帰ってきてくれるのなら嬉しいのだけど。アレクセイ・ヤグディンが手にすることのなかった、ふたつめの五輪の金メダルが、彼のモチベーションとなると言うのであれば良いのだけれど。
でも、エフゲニー・プルシェンコが復帰してきたら、ルータイやドブリン、グリャーツェフが早く強くならないと、またロシアは実質一枠の時代に逆戻りだ。(今の状況じゃ、ニ枠の内ひとつはプルシェンコ確定だから、他の選手は残り一枠のみを争う事になってしまう。)そういえば、ルータイとプルシェンコはコーチが一緒だけど……う〜ん、前例を鑑みて、これはこれで大丈夫なの?
2007年03月05日
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