2006年07月18日

ドリームオンアイス2006 日本代表エキシビション

 Dreams on Ice 2006、DOIの千秋楽公演に行って参りました。今回はいつも一緒の同僚嬢に加え、佐久夜嬢ともご一緒させていただきました。
 会場は新横浜プリンスホテルスケートセンターだったのですが、今年の公演はいつもに増してリンクが狭い! リンクの上にパイプ椅子の席が2列。「えええ? 大丈夫なの?」と思ってたら、案の定客席に突っ込む選手が続出したのですが、その辺りは後ほど。我々が陣取った座席は、放送席(八木沼純子と国分太一のいた辺り)の後方でした。
 とりあえず今回も選手の滑走順と簡単な感想でも。

 第一滑走は井上はるかから。いきなり客席に突っ込んでしまい、リンクの狭さを再認識。でも、観てて気分の良い滑りでした。笑顔で滑ってくれる選手は観てて安心します。
 柴田嶺は氷を削る音がガガガっと。ちょっと驚きました。曲の音量が小さいのか? とも思ったけれど、左程違和感がなかったところを思うと、かなり削ってるのではないかと。でも、彼の見所はそのしなやかな肉体の動きだと思うので、今季に期待。
 澤田亜紀は『古事記』。小道具有りです。使用した小道具の名前はちょっと判らないのですが、多分大道芸とかで使うものなのではないかと思います。個性的でとても彼女に似合うプログラムでした。
 無良崇人は、演技の途中で疲れが表情に出るのが勿体無いなぁ、と。
 武田奈也の今回のプログラムは、物凄く彼女に似合ってると思います。ちょっとソコロワを思い出す感じ。振りのひとつひとつにメリハリがあって、その辺りの動きも好み。滑走が終わった後の仕種も「こういうのをチャーミングと言うのだ」と言いたくなるような可愛らしさ。ルッツが苦手という事ですが、個人的にとても期待している選手のひとりです。
 南里康晴も表情が気になったかな。ちょっと余裕がない感じ。
 浅田舞は『アランフェス』でした。ジャンプが不調かな。
 中庭健介は『海猿』。衣装もそのまま同名の映画に出てくるスウェットスーツのカラーで、「そのまんまだな。」と。そう言えば今季は彼もショートプログラムで『アランフェス』を演るようですね。
 太田由希奈は『白鳥の湖』。彼女は「復帰を待ってました」と言わんばかりの声援を、常に浴びていた印象。滑走前から拍手が起こっていた数少ない選手の一人です。しなやかな演技は健在。ジャンプも綺麗に決まってたし、このまま完全復帰してもらって、今季の活躍を期待したいところです。
 恩田美栄は今季で引退と言う事ですが……う〜ん、残念。でも本人が決めた事だからな。ちょっとシリアスな感じのバラード調の曲でした。今季、試合で好成績残す度にこの切ない曲が演じられる事になるのですね……。
 安藤美姫は滑走順が第一部に廻ってきたので、(去年の滑走順を知っているだけに)観ているこちらの方が一瞬居た堪れない気分になりましたが、着実に復調傾向。リンクの余りの狭さに彼女も客席に突っ込んでましたが、表情も随分明るくなったように思います。去年の冬からこっち余りにも無表情で滑っていたので、兼々辛そうだと思っていたのですが、その辺りも抜けたのかな。今回は笑顔でした。個人的には、この調子で復調していけば、今シーズンの活躍も期待できるのではないかと思います。
 ここで、シンクロナイズドで第一部を締めて製氷タイムへ突入。

 休憩終了後はまずマキシム・ロドリゲスの唄が入って、実質的な第二部のスタートは中野友加里から。中野は今回、紫の傘にターコイズブルーのコスチュームで登場。かなり絞った印象を受けました。今回の彼女について素晴らしいと思った点をひとつ挙げるなら、それは空いてる手の動き。決して疎かになっていない……どころか、そこに視線を奪われるほど滑らかな指先がとても素敵でした。去年のDOIの時から較べると、彼女は本当に大躍進! 今季一番期待してます。
 エレーナ・ソコロワはもう……なんて可愛らしい人なんだろう。曲は『Everybody Dance Now!』を含めたメドレーだったと思います。(もしかしたら武田とごっちゃになってるかも。雰囲気がちょっと似てたので。)ヘアスタイルもメイクも、エキシビション用に普段とガラッと変えてきてて、衣装だけじゃなくて、メイクの拘りにちょっと感動。
 渡辺&木戸組は今季で引退との噂を聞いているのですが、実際どうなのでしょう。年齢的に仕方ない部分もあるのでしょうが、彼らがいなくなるとすると、これから日本のアイスダンスはどうなるのかなぁ、と……。ペアやアイスダンスは、文化的にも日本ではなかなか難しいものがあるのでしょうし。
 ジョニー・ウィアーの滑走時は黄色い声が四方八方から嵐のように。(笑)どこに行っても声が上がるので、同僚嬢はそっちを面白がって笑っていたほど。『マイウェイ』は五輪のエキシビションでも映像で観たけれど、生で観ると物凄く滑走速度が速い! ゆったりとした曲と演技――と思っていたのに、この速さは何?って思っちゃうくらいの高速。それでいてあの狭いリンクで絶対に客席に突っ込まないで、リンクの上を縦横無尽に、当たり前のように横断できてしまう……。だからこそあちこちの客席に視線を投げる事も出来る訳ですが、その度に黄色い声が上がる有様。(笑)とにかく彼は演技も始終安定していて、流石全米チャンピオンです。最後も引っ込む前に投げキッスをあちこちに。物凄いファンサービスに卒倒するかと思いました。(笑)
 シェン&ツァオ組はスロージャンプが決まって客席からどよめきが。スロージャンプって、本当に観ててドキドキします。決まると爽快だけど。
 織田信成は『フライミートゥーザムーン』。う〜ん、何より印象に残ってるのは、あの普段より更に狭いリンクで、物凄く危険な角度で客席に突っ込んだ事。ジャンプなんかは相変わらずふわっと着地してて凄いなぁ、と思っていたのですが、あの倒れ込みで目が醒めました。危険すぎる。来年は絶対ここまでリンク狭くするの反対。
 浅田真央は『カルメン』でした。
 高橋大輔は『ロクサーヌ』でしたが、回を重ねる度驚く程色気が出てきてて、本当に吃驚! 彼は今後、冗談抜きでこの路線で行けるんじゃないのかと今回初めて思ったのですが……最後の最後で落ちがつきました。これは後述。
 アニシナ&ペーゼラ組は、予想通り女性が男性をリフトした瞬間に客席からどよめきが。この人達も本当に安定感があって、やっぱり長いカップルは違うなぁ、と。布を小道具に使っているのだけど、ああいうのもお互いの動きが予測しきれてないと危ないだろうに、その辺りの不安は殆どないです。
 村主章枝は『カルメン』。姿勢の良さとか、表情とか、この人のカルメンは何だか格好良い。『キダム』の時と似たような感じで客席に対してアクションをするのですが、やってる事は大して変わらないのに、カルメンだとちゃんと高圧的に観えて、そういう演技ができる事を凄いと思います。
 男子の最終滑走はステファン・ランビエール! 曲は『フィクスユー』――す……すっごい素敵……ちょっと私、駄目だ。この人の演技は中毒性がある。相変わらず音楽の解釈には謎が多いけれど、衣装もセクシィだったし、噂に聞いていた1分間連続スピンも凄かったし、何より仮面を取った瞬間のあの笑顔にノックアウトされました。(笑)こっちサイドを向いてる時に仮面を取ってくれたので、素顔が現れた瞬間にこうぐっと……。ああ! もう、ありがとう東側席! ありがとう佐久夜嬢!(←今回のチケットを取ってもらった)素敵だった! ランビエール!
 演技が終わった後も、引っ込む前にもう一度お得意のスピン。ウィアーが投げキッスなら、ランビエールはスピンなのですね。彼は最近の試合では専らスピンの速度を抑えているように観えるのですが、エキシビションだとかっ飛ばしてるような。先のジャパンオープンの時と言い、今回と言い、気分が良い位のスピンを魅せてくれました。TV放映待ちの方、期待しててください。
 荒川静香は『アヴェマリア』。これは先のフレンズオンアイス、FOIの時にも思った事ですが、物凄くこの人の技術を魅せるプログラムだと思います。彼女はスパイラルひとつとっても物凄い綺麗ですしね。でも、こういう技が詰まったプログラムは、客の反応を演技に取り込み難いのでは、とも思います。
 フィナーレは誰を観たら良いか非常に悩み、とりあえず今回はランビエールを選びました。(笑)スピンする荒川を他のメンバが囲むシーンなどもあったのですが、面子が豪華すぎて荒川が中心にいた事に暫く気付かなかったりも。
 グランドフィナーレは丁度浅田舞のお誕生日と被った事もあって始終和やか。千秋楽公演という事もあってか、みんな何度も色々と見せてくれました。(いや、本当に色々と……あちこちで。)荒川や中野がふたりで連続ジャンプしてくれたのも素敵でしたが、連続ジャンプで誰より印象に残ったのは高橋大輔。とにかく連続でジャンプジャンプジャンプジャンプ――いつまで続くのかと思ったら、最後にべしゃっと転んで落ちが。彼はこれだからシリアスになり切れないのだと思いました。
 プレゼントの受け取りでも、ランビエールとウィアーはサービス精神旺盛で、本当に対応が丁寧でした。アリーナの方々が羨ましかった。

 とりあえず思い出せる限りでざっと書いてみましたが、今回は8月に入ってから、地上波でゴールデンタイムにTV放映があるようです。この前の世界選手権の事を思い出すと、フジはちょっと……とも思いますが、放映してもらえるだけありがたいか。できれば余計な実況や解説は要らないので、単純に演技だけ放映していただけると、非常に非常にありがたいです。でも、ゴールデンタイムとなるとなぁ。
この記事へのコメント
コンニチハ!久しぶりに書き込みします。
ドリーム・オン・アイス、私は、なかなかチケットが取れなかったのですが、16日のお昼に行きました。
会場で、当日券でアリーナ席のいいところが売られていたので、びっくりしました。そういうものなのでしょうか?

夕方の部、17日の公演とも、買おうかどうしようかとチケット売り場の前で悩みましたが、結局買わずに帰ってきてしまいました。いくらなんでも・・・三連休にこれ以上子どもたちに留守番させるわけにもいかないし!と。

でもでも、やはり後悔しました。良い席で見られる貴重なチャンスでしたから。

ランビエール、本当に素敵でしたよね!超イケメンで顔が小さくてすらりとしていて。
素敵な顔をお面(仮面?)で隠さないで欲しい!と思うのは私だけでしょうか?

ジョニーウィアーにもクラクラ来ました。握手してもらい、「ジョニー!サンキュー!」と叫ぶおばさんが私でした・・・。すらりとして綺麗だった〜。

トリノの時より「マイ・ウェイ」、魅せられました。やはりナマだからかしら。

高橋大輔選手もなんか大人になった感じで、良かったです。

また、フィギュアレポート読ませてくださいませね。
Posted by マリー at 2006年08月11日 21:36
>マリーさま
コメントが遅くなってしまいました。申し訳ないです。
というか! DOI、行けたのですね! 良かった。予想通り直前にチケットの放出があったようなので「今ならマリーさんもチケット獲れるのに!」と思っていたのですよぅ!

>会場で、当日券でアリーナ席のいいところが売られていたので、びっくりしました。そういうものなのでしょうか?
公演そのものの回数などにも拠るのでしょうけど、私は5月のFOIなんかも一度売り切れた後の再放出で正面側? の席が獲れたので、割とそういう事が多いのではないかと。

DOI、個人的には「どうしてもこの選手が観たい!」みたいな選手はいなかったのですが、行ってみてランビエールのファンになりました。ホント、彼も素敵ですね。今度のエキシビションも好きです。今年は世界選手権に併せてかなり来日してくれるようなので楽しみです。
Posted by 志穂。 at 2006年08月22日 01:01
DOIに行けたのは本当、良かったです。ジャパンオープンよりとてもリンクに近くて・・・。
あとはNHK杯に行けたらいいな〜と思っております。世界選手権はもちろん見たいのですが・・・希望も持てない気がします。

COIも行きたいところですが、新幹線駅の近くならいいのですが、若干不便な感じで、引いちゃってます。あの会場は、ご存知ですか?意外と不便じゃないよ、とおっしゃるならば、検討しようかな。
Posted by マリー at 2006年09月01日 21:32
>マリーさま
 私の場合はJOとDOIなら、JOに軍配を上げてしまうのですが(あの時の衝撃は忘れがたいです)先のDOIも愉しかったですね。

 COIに関しては静岡も仙台も行った事のない土地なので、交通の便に関しては余りよく判らないです。旅行もそんなに頻繁に出る方じゃないですし、フィギュアスケート観戦にしても、実際に足を運ぶとなると、東京近郊の試合しか気にした事がなかったですし……。アイスショウまできっちり追いかけている今年が(私にとっては)例外なんですよね。
 とりあえず、チケット先行販売の段階では「プルシェンコが出る」という事だったので、チケットだけは購入してしまったんですが。う〜ん……。
 仙台は仙台駅から会場までシャトル便が出ると言う話は小耳に挟んでますが、この辺も詳細は調べてないです。どうなんだろう。
Posted by 志穂。 at 2006年09月04日 03:08
志穂様、こんばんは。
COIは、全国ネットの放映はないということで、ちょっと残念です。チケットをお持ちということなので、ご覧になったならば、レポートお願いします☆
フィギュアって、好きな人は好きだけれど、やはりマイナーなスポーツなんですね・・・。世界王者が来日しても、TVニュース、インタビュー一つないんですもの。
ジョニー・デップやキアヌ、韓流スターの来日は大騒ぎなのにな!
でも、どことな〜くひそやかな感じで応援するのがいいのかも?

「四季」、「ドラリオン」が少なくともシーズン初めは見られそうだし、それはそれで楽しみです。
Posted by マリー at 2006年09月12日 21:06
>マリーさま
 こんばんは!
 COI、行って来ました。後ほど簡単にレポートも書こうと思ってます。よろしかったら読んでくださいませ。
Posted by 志穂。 at 2006年09月18日 03:27
こんばんは。

先週のキャンベル国際は、楽しめました。
ジョニーウィアも良かったし、好きなのですが、
織田選手はすごく良かったですよね。
好きなスケートのタイプは高橋選手の方ですが、
やはり完成度が・・・欲しいですもの。

また来ま〜す。
Posted by マリー at 2006年10月20日 21:28
>マリーさま
 お返事遅くなってしまいました。
 織田、ジャンプが相変わらず軽いですよね。現時点での仕上がりは高橋や中庭より良さそうですが、それを言うと去年のこの大会の優勝者は本田だからなぁ。(苦笑)
 まぁ、まずはもうすぐスケート・アメリカも始まりますし、今年もグランプリシリーズから楽しみです!
Posted by 志穂。 at 2006年10月24日 03:08
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