2006年05月24日

フィギュアスケート - ジャパンオープン2006 競技会

 『ジャパン・オープン2006』特集記事、一気読みはこちらから。

 珍しく予定も無いのに深夜残業に突入する前に会社を出られたので(笑)、やっと録画したジャパン・オープンの映像を観ました。一応、TVでは放映されなかった部分でちょっと気になった点について、簡単にレポートを。
 まず、TVではいきなりカットされていた出場選手の登場と紹介ですが、意外にも一番盛り上がったのはアレクセイ・ヤグディンでした。今度の大会、客席は最近フィギュアスケートを観るようになった人々が殆どなのだろうと思っていましたが、根強いファンも多くいて、ちょっと安心。
 そして引き続き男子の6分間練習。この時は、滑走そのものまでカットされてしまったサンデュのジャンプが、かなり綺麗に決まってました。彼は手脚が長いので、ジャンプが成功すると眼を惹きます。結構みんなジャンプを跳んでくれて、その度に客席から拍手が起こってました。
 さて、最初はヤグディンの滑走からスタートでしたが、プログラムには『グラディエイター』と書いてあったのにコスチュームはどう観ても『仮面の男』。スタートのポジションも『仮面の男』。そして本当に『仮面の男』が始まって――実は、そこからの記憶が殆どない……。(お陰で映像が新鮮だった。)気が付いたらヤグディンの滑走は終わっていて、入れ替わりに本田武史がリンク入り。すれ違いざま、ふたりがハグしたのは憶えてます……。
 しかし、問題はここからで……ヤグディンの得点が、なかなか出ない。この時は「前回五輪の金メダリストに低い点が出しにくいって事?」くらいに思っていたのですが、結局、得点が出るまで10分くらいかかったでしょうか。得点が出るまで、ヤグディンがオーロラヴィジョンに映し出される度にパフォーマンスをして客席を盛り上げていましたが、リンクで待機していた本田が滑走を始められたのは、ウォーミングアップを始めてから随分と経ってからの事でした。
 本田は異常な待ち時間に加えて、新採点対応プロという点も相まってかなりお疲れだったようで、『トスカ』を滑り終わった時には、オーロラヴィジョンを通して、その唇が「疲れた……」というふうに動いたのが見て取れました。キス・アンド・クライに戻ってからは、しきりに髪の毛を直してましたが……切った方が良いと思います。うん。
 さて、TV放映で何故か! カットされてしまった世界ランク2位のエマニュエル・サンデュの滑走ですが……ジャンプが何回か抜けた記憶はあれど、先のグランプリ・ファイナルの時ほど酷い印象ではなかったです。ああ、もう信じらんないよテレビ東京……。凄いがっかり。というか選手に失礼! 日本女子を紹介するミニドキュメンタリがなければ、全員放映できたと思うんだけど。
 サンデュの時も滑走が始められるまでちょっと時間がかかったのですが、何より彼の場合は滑走を終えて、得点が出るまでが長かった。10分どころか20分くらい待たされたんじゃないでしょうか。その間、テーブルに置いてあったポケモンのぬいぐるみで人形劇を始めたり、そこにヤグディンの(欧州テーブルにあった)ピカチュウが襲い掛かって会場の笑いを誘ったり――と、ふたりして客席を娯しませてくれましたが、しかしその裏では延々とリンク上で待たされ続けるステファン・ランビエールの姿もあった訳で。ランビエールは痺れを切らしてジャッジ席に声をかけたりもしていたようですが、最終的に滑走が始まるまで一度もリンクを降りず、さりとてウィンド・ブレーカーも羽織らず……寒かっただろうなぁ。それにしても、リンクの上で20分近く待たせて、そのまま滑走って……それってフェアな試合なの……?
 流石に、ランビエールの次に滑走順が廻ってきた高橋大輔に至っては、リンクに上がる段階でウィンド・ブレーカー着用したまま。しかし、こうやって選手側が備えるようになってくると、逆に滑走も障りなくスタートできるようになってくるという皮肉な状況。
 結局、男子で滞りなく滑走を開始させる事ができて、必要以上に待たされる事なく得点が出たのは、高橋と最終滑走のジェフリー・バトルだけでした。
 バトルは、滑り終わった後のキス・アンド・クライで唇が「アリガトウ」と動いたのが、オーロラヴィジョンで確認できました。彼はいつも、キス・アンド・クライでさえ穏やかにしてる印象があるなぁ。

 とは言え、この前半の惨憺たる状況も後半に入ってからは解消され、女子については全員滞りなく試合が進みました。ので、特筆する程憶えてる事がありません。最終的に日本の優勝が決まりましたが、これも予定調和なので、やっぱり特筆すべき事がありません。
 しかし、表彰式に入ると、団体で表彰台に載るというのが初めてな所為か、日本勢だけでなく世界一同挙動不審気味で、それがまた面白かったのですが、映像だとその辺りも綺麗にまとまっていて、ちょっと驚きました。表彰式では、欧州勢が始終何か話していて、ヤグディンの挙動が一番面白かったのですが、その辺も放送されず残念。

 う〜ん……。何というか……これ、お昼の試合だけじゃ本当に消化不良起こしてたなぁ、と思います。逆に言えば、お昼がこれだったからこそ、夜のガラが更に面白く感じられたのかも知れません。ライティングも今まで観てきたエキシビションの中では一番綺麗だったし、サンデュが魅せてくれた手脚の長さを活かしたダンスや、ランビエールのあの独特なスピンと手拍子の要求、ヤグディンがアンコールで現れた時の衝撃のスポットライト(会場が広いからライトが消えると場内が限りなく真っ暗になるんだけど、そこにスポットライトに照らされて忽然と現れたヤグディンの『ウィンター』の衣装を目にしたときの衝撃と来たら……もう! 絶叫と言うか、私の場合は殆ど悲鳴だった。人生で驚いた事ランキングの上位に入ると思う)――本当に、色々堪らなかった! バトルも連続してエキシビションとショートプログラムを一気に滑るなんて、一体どういう体力なんだろう、と。かなり素晴らしいガラだったので、チケットの値段も昼夜逆でも良かったんじゃないかと思ったくらいでした。しかし、このままガラの方は放映していただけないのでしょうか……。今度こそサンデュも入れて、きっちり放映してもらえたら良いのに……。

 TV東京さん、是非お願いします!(と、ここで言ってみる)
posted by HOSHINA Shiho at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | JAPAN OPEN 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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