2006年05月12日

ステファン・ランビエールに関するよもやま話。

『JAPAN OPEN 2006』公式サイトの紹介文より
 『現在、世界で最も安定した男子スケーター』

 日本では「ランビール」なのか「ランビール」なのか呼ばれ方のはっきりしない彼。このブログでの初出時(多分、去年のグランプリ・ファイナル)には、イベントパンフに則って「ランビール」と表記してみたものの、各種報道機関による呼び方が統一される気配が一向にないので、もう最近では、今までで一番耳慣れていた「ランビエール」という呼び方で通す事にしている訳ですが。
 因みに、ブライアン・ジュベールの「ブライアン」も、本国じゃ「ブリアン」という発音の方が近いようですけど、こっちは日本じゃ総じて「ブライアン」で統一されてますね。更に関係ないけど、以前、中国に陳露という女子選手がいましたが、この人、ある時から突然呼ばれ方が変わった記憶があります。確か、ルー・チェンからジン・ロになったんだったかな。当時まだ小学生くらいだったから、結構混乱したような……。

 ところで、このステファン・ランビエール。私にとっては、かなり唐突に出てきたイメージのある選手です。ソルトレイク五輪終了直後の私に「次の五輪でプルシェンコを猛追してくるのは、ヤグディンでも本田でもなくランビエールだよ」と教えてあげても、多分絶対信じなかったと思う。だって、当時の私はランビエールのラの字も覚えてなかったから。そんな選手が、次の五輪でプルシェンコと一緒に表彰台に並ぶなんて、あの頃に想像できたはずもなく……。
 ランビエールの名前を初めて憶えた頃、彼の特徴と言えば、そのポジション取りの複雑な高速スピンだったように思います。スピンと言えば、男子ではプルシェンコが女性的な種類のスピンを幾つか持っているけれど(正しくは「持っていた」なのかな……。)、彼の場合は複雑な変化をするスピンのイメージがあんまりなくて……。その辺りになると矢張り、ランビエールかバトル辺りの名前を挙げるのが一般的なのではないかと思います。
 ――そう。ちょっと前まで、「スピンが得意なだけの選手」くらいのイメージだったのですよ、彼。
 が。
 先のグランプリ・ファイナルで本物を観たら、意外にもスケーティングに重厚感。更に更に、トリノ五輪では4回転3回転2回転のコンビネーションジャンプを成功させ、続く世界選手権でもばっちり4回転を成功させてなんとディフェンディング・チャンピオンに……。去年の世界選手権は、本田もプルシェンコも棄権してしまっていたからこんな事になったのよね――と思っていたのに、もしかしてこの人、今や名実共に『ホンモノ』なのね……。
 ……。
 信じられん。
 あのランビエールが。
 今やプルシェンコを追い駆ける一番手。
 ジュベールを抜き去って、世界選手権連続優勝。
 これはもう、認めないわけにはいかない世界の実力者……。

 良いとか悪いとかではなく、今、新鮮に驚きが……。(ここまで書いておいて、何を今更。)

 う〜ん、こうやって文章にすると、何か気付くものがありますね。ランビエール……怪我が多いイメージがあるし、ジャンプの着氷が荒いイメージがあるので、そういう意味では「最も安定した」という表現には微妙に賛同しかねるものがありますが……。でも、やっぱり彼、現在最も旬な男子スケーターなんだろうなぁ。
 少なくとも、今大会に出場する選手の中では、一番の注目株なのは間違いないと思います。
posted by HOSHINA Shiho at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | JAPAN OPEN 2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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