2010年10月11日

諸国畸人伝

 最近、色々と忙しくしていたので(「忙」という字は「心を亡くす」と書くのよね。)ここもさっぱり更新出来ず、なんと9月には更新ゼロ……になってしまいましたが、フィギュアスケートの方もシーズンインして、今シーズンは暫くの間はひきこもりモードに突入のはずなので、ここもぼちぼち7月あたりのお出掛けから遡って更新していこうかな、と思います。

 さて。9日に板橋区立美術館で開催されていた『諸国畸人伝諸国畸人伝 絵師10人、驚愕の不協和音。』に行って参りました。お天気は生憎の雨でしたが日程的にこの日しかなかったし、何より絵金が観たかったのです。以前、Twitterで観たいとつぶやいていたら秋に板橋区立美術館に来ると聞いて楽しみに待っていたので──の割には終了ギリギリになってしまったけれど。
 絵金と言えば最近は残念なニュースもありましたが、板橋美術館に来ていた絵金はとても色鮮やか。これぞ絵金という感じの、ちょっと狂った題材の派手な絵でした。
 来ていたのは『播州皿屋敷 鉄山下屋敷』『伊達競阿国戯場 累』『浮世柄比翼稲妻 鈴ヶ森』の三作品。すべて屏風です。しかし題材がもう……どこまで怪談。(笑)
 この展覧会は他にも9人の画家を紹介しているのですが、当時はさぞ異端というか、広くは認められなかっただろうな……という感じの画風。やっぱりこう……ちょっと気持ち悪い部分もあったりして。
 でも、こうやってスポットがあたってく事で初めて知る画家もいて、これはこれで良い流れなのだろうな、と。最近は若冲なんかも単独で展覧会開催されたりしてるし、時代は変わったのね、みたいな……。
 ちなみに今回の展覧会で紹介されていた他の画家は菅井梅関、林十江、佐竹蓬平、加藤信清、白隠、曾我瀟白、祇園井特、中村芳中。特に印象に残った画家を挙げるならまずは加藤信清。すべて経文で描かれた絵はかなり衝撃的でした。特に『出山釈迦図』は神憑って観えた。林十江は今観てもちょと前衛的過ぎるというか……グロテスクでインパクトありました。

 あーあ。絵金ももうちょっと作品数観られたらなぁ。河鍋暁斎とかとさ、「幕末の異端画家達」みたいな展覧会やってくれないかな……。

 帰りは東武の成増駅まで歩いたのですが、雨が酷くなるわ、道もうろ憶えだわで本当に哀しくなりました。駅まで30分近くかかったし……。もうちょっと交通の便が良いとありがたいのですが。
posted by HOSHINA Shiho at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きのう、開催した。
Posted by BlogPetのねりな at 2010年10月13日 15:51
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