『プリンセス&プリンス・オン・ジ・アイス 2』というCDを購入しました。フィギュアスケートでよく使われる楽曲を集めたコンピレーションアルバムなのですが、昨今のブームのお陰で、最近はこの手のアルバムが沢山出ているようです。ざっと確認してみたら欲しい曲もあったので、試しに購入してみる事に。ところでこのCD、「2」とついているくらいだから「1」(というより無印)もあるんだけど、こちらは特にこれと言って欲しい曲がなかったので購入せず。(敢えて欲しいものは既に持っていた)
コンピレーションだから、収録曲に対するそれなりの不満もあって、例えば『トゥーランドット』は、先の世界選手権のサーシャ・コーエンの滑走時、あのフジテレビのアナウンサ塩原氏のお陰で、物凄くチープなイメージが付いてしまって聞きたくないし、(塩原アナの「もう誰も寝てはならぬ」の実況が脳内に流れて来て脱力してしまう……。選手の動きに対して言いたい事がないなら黙ってればいいのに)そもそも荒川の曲としてセレクトしたなら、ヴァネッサ・メイ(ヴァイオリニスト)の演奏でなければ意味がない気がしたり。『アヴェ・マリア』なら、以前バトルが使用している曲としてご紹介戴いた the East Village Opera Company というグループのものが欲しいし、『トスカ』も『星は光りぬ』の部分ならプルシェンコの使用楽曲としてのセレクトだろうから、やっぱりマートン(ヴァイオリニスト)が演奏しているものが良い訳で。同じ『トスカ』でも、本田が今シーズン使ってたものは誰の演奏か知らないんだけど……。
などと、延々と御託を並べるなら何故購入したのか、というと。
ボンド(女性カルテットグループ)の『ウィンターサン』が入っていたから。
『ウィンターサン』と『ウィンター』ではちょっと違うみたいなんだけど、『ウィンター』という曲は、アレクセイ・ヤグディンがソルトレイク五輪で金メダルを獲った時の、ショートプログラムでの使用曲だ。実はずっと迷っていたのだ。『ウィンター』の為だけにボンドのアルバムを1枚買うのもどうなのか、と。こう、今となってはヤグディン派とかプルシェンコ派とかないだろうとも思うけれど、一応当時プルシェンコ派だった身としては、ヤグディンの為にお金を使うのが微妙に口惜しかったというか……。今はヤグディンも本当に好きになってしまったけれど、ちょっと前まではフィギュアスケートに対する熱狂もここまでではなかっただけに、逆に無駄に安っぽいこだわりがあったのだ。「ゲストがヤグディンなら、別に会場に足を運んでまで観に行かなくて良いや」みたいな。今にして思うと馬鹿だな私……。ヤグディンの場合は特に、後どれくらいの猶予が残されているのか――本当に、判らないのにね。
CDの話に戻しましょう。他には、ハバロッティの『カルーソー』が入っていたのはポイント高し。これはプルシェンコのトリノ五輪エキシビションで使われた楽曲ですね。あとは『死の舞踏』。これはスルツカヤのショートプログラムの曲。でも、これもマキシム(ピアニスト)の演奏のものではありませんでした。
総評。欲しい楽曲は、やっぱりそのアーティストのCDを購入した方が良い。(断言)1枚のCDなのにイメージがバラバラで、ちょっと変な感じ。それにきちんと聴くと、やっぱり演奏するアーティストが違うとイメージも違うみたいだし。決して耳が利く方じゃないんだけど、選手達の滑りとイメージが被ってるからか、些細な違和感が拭えない。
フィギュアスケート音楽の理想的なコンピレーションは、その選手が使った楽曲をひとまとめにしたCDだと思う。これなら、選手が使用した楽曲を(アーティストも踏まえて)きちんと収録していれば、違和感ないはずだ。(高望み。)
2006年04月05日
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