2010年07月17日

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル

 それはもう1ヶ月近くも前の事になりますか。

 6月26日の夕暮れ時。「もうすぐ『踊る』の劇場版始まるよな……そしてまだ『トリック』観てない訳だが」等と思いながらネットで上映時間を確認したら、どう考えてもその日の23時55分からの回しか観られない状態だったりなど。
 という訳で6月の最後の土曜日、新宿バルト9に行って、『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』を観て来たのでした。

 もう既に放映期間が終わってしまっている映画なので堂々とネタバレます。
 時代劇ヲタクとして、今回の松平健の活躍に触れないというのはありえないので、まずそこから。
「これでもかっ!!」というくらいパロディが効いた演出は、暴れん坊将軍好きなら素晴らしい出来だったと思います。元々奈緒子が暴れん坊将軍ファンという設定もあったので、どういった形になるかは結構気になっていたのですが、まぁソレはソレ、という感じで、特に触れられなかったのは残念でもありますが。
 それにしたってスーツ姿で白馬に乗ってみたり、め組のまといや成敗扇子が出てきたり、目許のピクピクを強調してみたりと、マツケンファンなら誰もがほくそ笑んでしまうわざとらしい演出。ファンにとってはこの辺りは笑いどころでしたし、奈緒子がいつもの決め台詞を言う時も、今回は「お前のやったことは、すべてお見通しだ!」のみ。これ、意外にファンにとっては重要なんですよ。「まるっと」とか「ゴリッと」とか入っていない、純粋なる暴れん坊将軍の台詞のパロディ。こういうちょっとした心憎い演出にキュンっとなってしまうのが、ファン心というもので。
 強いて言えば、マツケン──じゃなくて、鈴木玲一郎の若かりし頃の再現ドラマがなぁ……。もう仕方ないんだけど、時代劇専門チャンネルで暴れん坊将軍第一シリーズが再放送している今、あの年老いてぶくぶくに太ってしまった顔での再現ドラマが、ちょっと辛かったというか。そして、やっぱり「これでもかっ!」というくらい散りばめられていた三浦理恵子(CoCo)のパロディについては、あそこまでガンガンにシャネルを見せびらかしていたにも関わらず、後にパンフレットを覧るまで気付かなかったのでした。
 バスの運転手が山寺宏一だったりとか、もう細かいネタを挙げ連ねると切りがないくらいなんだけど、本当に最後まである意味壮大な期待をさせない、あくまで2サス的な流れが、トリックっぽくて良かったなぁとか、私は思ったんですけども。始まりはいつも横溝のような陰惨な雰囲気を醸し出しながら、終わりはいつも爽やかなのも「トリックっぽいよなぁ」とか思ってたりします。
 映画の終わり方も、奈緒子と山田の立場が前回と逆転していて、奈緒子が優位なのも良かったと思うし。メルマガ読む限りでは、またTV版スペシャルもありそうですし、まだまだ期待のしどころも沢山。

 実は「警部補 矢部謙三」は一度も観る機会に恵まれていないので、まだまだ観ていない作品も沢山有り。もう暫くは、TRICKシリーズも愉しめるよな、などと思ってたりします。
 2年も配信されて来なかったメルマガが昨年の秋に突然に流れてきて、暫く思わせぶりな流れが続いた後に劇場版告知があって。気がつけばこのドラマももう10周年。当時全くの無名だった仲間由紀恵も大変な売れっ子になってしまいましたが、TRICKは相変わらずのちょっとどこか抜けたままの雰囲気で。
 こういうのも、なんか良いよなぁ、と。
posted by HOSHINA Shiho at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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