もう5年くらい前なのだけど、黒崎えり子ネイルビューティカレッジに通っていました。
で、当時のカリキュラムの中で『体験』というのがあって(多分今はないかも知れない。私が卒業する頃にはなくなっていたから)、これはスクールを見学に来た方にケアカラーを施しつつ、スクールのカリキュラムやら、実際に在学してみての感想みたいなのを説明する──という、見学に来た方からすれば「在学中の生徒さんに質問できる貴重な機会」を提供し、在学中の生徒としては「接客体験」を学ぶといったものでした。
私は当時既に社会人として平日のお昼は働いていて、昼の授業に入るのは土日のみだった事もあって、この『体験』という授業を3回はやった記憶があります。(もっとあったかも。多分、土日は見学の方も多かったのだと思います。)人に依っては、同じ時期にスクールに通っていても、全く『体験』をやらないまま卒業してしまった子もいたようですが。
で、この『体験』の時に必ずといって良いほど見学に来た方に聞かれたのが、「黒崎えり子ってスクールに来るんですか? 直接教えてもらえるんですか?」という質問。実はこれ、結構回答に悩みました。何故なら、黒崎先生は往々にしてその見学者さんの真後ろの席で新作のアートを造っている事が多かったからです。(笑)こっちの内心は『呼び捨てするな!後ろにいるから!!』なのですが、まぁ実際に口に出すときには小声で「後ろにいらっしゃいますよ(苦笑)」といった感じで回答していました。「直接教えてもらえるんですか?」といった質問については「2〜3ヶ月に一度直接教えてもらえる授業があります。回数はそんなにないですけど……ただ、このスクールに在学していて利点だと思うのは、最先端の技術に触れられる機会が多いという事ですかね。あそこにいる先生は黒崎先生のハンドモデルさんですし、最新のアートを生で見られる機会が多いというのは以下略」といった感じで、営業的に聴こえるでしょうが、割と率直にお話していました。因みに(今は知らないけど)当時は私が学校見学に行った際にも「是非このスクールに入学を」というニュアンスの事はスタッフの方も生徒さんも一切仰らず、とにかく皆さん「沢山見学に行って、自分にあったスクールを選ぶ方が良いです」といった意見でした。なので私も、『体験』の方には「なるべく沢山あちこち見てから選んだ方が良いと思いますよ」と言っていました。真似っこ。(笑)じゃああんたは何でえり子スクール選んだの、というのはまた別の話。
さて。
スクールに見学に来た方にとって、黒崎えり子という人はネイル界のカリスマ。アイドル。自分の世界と全く関係がないところで生きる人で、そういう人の事って何だか凄く冷静に、まるでテレビの中の人のように呼び捨てにできます。
ところがこれが、スクールに入学してしまうと、そして直接指導を受けてしまうともう駄目。(笑)目の前にいる人は唐突に『黒崎先生』としか呼べなくなります。
また、これはスクールに在学している時に、生徒同士で「あの雑誌のアート! 野尻早苗のやつだよ!」とか話していた事があったのですが、この時は講師の先生に「野尻先生と言いなさい」と注意されたりしました。そう。講師の先生にとって野尻早苗という人は身近な師なのですね。でも、他のスクールに在籍する我々のような一介のスクール生にとって、野尻早苗という人はやっぱりネイル界の新しいカリスマの一人として遠い存在で、そういう人を呼び捨てにする事に抵抗はなかったのでした。
ネイル関連のイベントでこういった方々をお見かけする事があっても、やっぱり黒埼えり子は「あ、黒崎先生だ!」と思うし、野尻早苗は「おお、野尻早苗だ!」みたいなニュアンスです。
で。
私はここのブログでスケート選手の名前を書く時、やっぱり選手の事を呼び捨てにする訳です。遠いんだ、存在が。でも、アイスショウとかで本人目の前にすると「友加里ちゃん」とか「ジェーニャ」「リョーシャ」とか呼んでたりする。
いや、だから何という訳でもないんだけど。スケートファンの方々で、選手の方と仲良くしてらっしゃる方って沢山おられると思うのだけど、そういう方々にとって、ブログでの選手の呼び語ってどんな按配なのかな、とか。
ふと思ったりした訳です。
そんな雑談。
2009年12月04日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック




