2009年01月11日

『コードギアス 反逆のルルーシュR2』を観終わった。

『コードギアス 反逆のルルーシュR2』を観終わったのですよ。
 今更何言ってるんだ、その作品去年の9月で本放映終わってるじゃないか──とか言われてしまいそうですが、如何せん当時は仕事に追われていて、7月から8月にかけては殆どテレビを観る事も叶わず、GO!GO!5 FESに行っておきながらも、実はギアスに就ては殆ど本放映を追いかけられない状態が続いていたのです。10月には状況も大分落ち着いてきていましたが、まとまったお休みがないと録画した15話弱に及ぶ未視聴分を一気に観るのは無理──と言う事で、ずっとずっと我慢し続け、このお正月休みを利用して一気に閲覧。
 そうしてやっとの事で全話観終わったのが、今月に入ってからだった訳です。

 それにしても、ギアスR2の録画はとても大変だった記憶がある。録画し損ねた話もあったりして……これはどの回を録画できなかったのか明確に憶えていたから、後日のアニマックスの再放送で拾ったんだったかな。あと、確か夏頃だったか、テレビ本体が壊れてしまって地デジ対応機に買い換えた為に、旧い録画は横縦比4:3で、新しい録画分は横縦比が16:9(アニマックス放映分も16:9)になっているというデータの混在振りで……。
 2006年から2007年にかけて放映された『コードギアス 反逆のルルーシュ』に関しては、アニマックスの再放送で偶々17話を観て、その余りの衝撃に(それこそ小学生の頃に観た『魔神英雄伝ワタル』に於て、ワタルと虎王がお互いが誰なのかを初めて知った回を観た時と同じくらいの衝撃だった。ある意味ギアス17話はそのまんまとも言えるが……。)話を追いかけ始めたので、既にTBSの本放映は21話までの放映を終えてはいた訳ですが──これはこれで、ある意味諦めがつくと言うものだし、アニマックスのお陰でその後すぐに全話観て録画する事ができた(横縦比は全て16:9。でも、本放映時の番組終了時のアイキャッチが全く入っていない。)から、まぁ言う事なかったんだけど。

 で、今年に入ってやっとR2最終回『Re;』まで観終わったので、軽く感想でも書いてみようかと。正直言えば、前回の交通事故のハナシから全く音信が途絶えていたので、それを何とかしようという意図もありますし(ちゃんと生きてます)、そもそも事故後は大人しく引き籠る事になったので正月はどこにも出掛けられず、これ以外書く事がないってのも事実なんですが。
 
 最終回の『Re;』というサブタイトルの捉え方については、色んな見方があるんだろうな、と思っています。が、実は最終回に関しては殊に、他の方の感想を殆ど読んでません。視界に入る場合もあるのですが、それはそれとして──多分読みたくないんだと思います。私としても、久し振りに泣きながら観る事のできた作品でしたし、『コードギアス 反逆のルルーシュ』『コードギアス 反逆のルルーシュR2』全編を通して観た時に、『Re;』というサブタイトルが全く名前負けしておらず、全体が恐ろしいほどに構造化された美しい造りになっている事に感動したというのもあって、もう暫くは自分の中で消化したい感じというか。
 個人的には21話の『ラグナレク の 接続』以降、このハナシどこ逝っちゃうんだろう、もしかしたら失敗するんじゃないか──などとハラハラしましたし、ルルーシュとスザクが一緒に動き始める事で、このふたりの一対の関係が最早体を成さなくなっている気がして(2007年頃に、何かのインタビューで「ふたりの関係は対極である」といった内容のものを読んだ記憶があったので。)、ルルーシュとスザクが組んだ以上、やる事成す事成功するのは気分が良いし純粋に嬉しいけれど、当初の構想が崩れているのでは──と戦々恐々だったのですが、それが。
 それがこんなに綺麗な形で終わるとは。
 最終回で凱旋する神聖ブリタニア帝国第99代皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの着ていた衣装は白地で、端々に金で装飾があしらわれたものでした。そして、そこに紛れもないゼロの姿で現れた枢木スザク──凄い。
 映像観て吃驚だよ。ビジュアルからして『Re;』──反転してる。スザクがずっと着用し続けてきたランスロットのパイロットスーツ(白地に金の装飾)とルルーシュが延々と被ってきたゼロの黒いスーツの着用者が逆になってる。
 それに、「組織の中で登り詰める事で、内部から世界を変える」というスザクの主張を実現する事になったのがルルーシュで、当のスザクは「組織に真正面から立ち向かう事で、外部から世界を変える」というルルーシュの意志(遺志ではない)を継ぐ事になってしまった──というのも完全に『Re;』──反転してるし。
 スザクがルルーシュの呪いに対して受け取ったという返事をした事も充分『Re;』なんだろうけど、件の「ふたりの関係は対極」という点を『Re;』という言葉で綺麗に吸収してる。もしかしたら、他にも『Re;』で収束できるように綺麗に構造化されて終わってるものがあるのかも知れない。
 例えば、互いに対して仮面を被り続ける事になってしまったルルーシュとナナリーの兄妹が、互いに真実を述べる事が出来た唯一の言葉とか。これは6話の『太平洋 奇襲 作戦』で、血を吐くような声でルルーシュが叫んだ「愛してる!ナナリー!」に応える形で、ナナリーが最期のルルーシュの手を握り「お兄様、愛しています」と話しかけたところなんだけど……きちんと追いかければ、他にも沢山、今までの誰かの言動に、誰かが応えているんだろうな、などと。
 カレンが狂言廻しとして終わったのには、最初こそ吃驚したけれど、よく考えれば、新たなゼロの正体に気付き、彼らが成そうとした事を理解した上で、ルルーシュやスザク、ナナリーの望んだ「優しい世界」と、それが実現されるまで──実現された後も続いていく「明日」を見届けられるのもまた、シャーリーが死んでしまっている以上、彼女しかいなくなってしまっていた訳で。
 個人的には、ルルーシュとC.C.(魔王と魔女)の大きく対を成す『Re;』も見つけられれば良かったんだけど、そこは何と言うのでしょう、思想というか……(笑)まぁそういうものもあって、今のところは見つけられておらず、それだけがちょっと残念なのですが。やはり、思想に依存する事無く話の本質は理解したいと願うので。

 蛇足ですが、最後にC.C.を載せた馬車の手綱を持つ人物が誰かなんて野暮な事は追求する気ありません。

 そんな訳で、ここまで綺麗に構造化された世界として終わった以上、番外編はあっても良いけど続編だけは辞めて欲しいと願います。構造に深みを持たせるエピソードは大好きなので、沢山触れたいと願いますが。
posted by HOSHINA Shiho at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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