ボタニカル・アートの展覧会は2年前の『現代植物画の巨匠展』以来かな?
先日、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されていた『ルドゥーテ生誕250年記念 薔薇空間 宮廷画家ルドゥーテとバラに魅せられた人々』に行って参りました。いい加減、最終日になって焦って行くのは辞めたいんだけど、気がつくと往々にして最終日なんだよな、こういうの……。
という事で、今回も最終日になって大慌てで出掛けていった訳ですが、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテは若干マイナーな所為か、Bunkamuraにしては珍しいくらいの空き具合──といった感じで、快適に廻る事ができました。丁度午後一だったので、時間も良かったのかもしれません。
ルドゥーテというのは、ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌの薔薇園(薔薇のブリーディングの趣味があったらしい)の薔薇を図譜としてまとめた人なのですが、こう、何と言うかですね、ジョセフィーヌとルドゥーテの関係なんぞを想像しながら幾多の薔薇の絵を眺めるというのは、何とも少女趣味で素敵な時間でありました。
この人の絵は点も線も色も、全てに到るまでがとても繊細で、その上立ち姿……花に立ち姿も何もないんだけど、そういう佇まいも品があって素敵で。ボタニカル・アートを語るとき、この人の功績を無視する事はできないと思います。今回共に出展されていたアルフレット・パーソンズのリソグラフも勝るとも劣らない美しさでしたが、ルドゥーテ以降にボタニカル・アートに取り組んだ人々にとって、この存在の巨きさは如何ともし難かったのだろうな、と。
『薔薇空間』の名に恥じる事無く、場内にはあらゆる種類の薔薇の香りが巡らされていて、その辺りも癒し空間といった感じでした。でも、この場内の香り、そこまで噴霧器に鼻を近づけなくても充分匂うのに、何だか物凄い勢いで顔を近づけて香りを嗅いでいる人が多くて、結構びっくりしました。鼻がバカにならないのかなぁ。
最近の薔薇というのはティーノートと呼ばれる、所謂紅茶の香りがする種が多いらしいのですが、実際、私も薔薇の香りと紅茶の香りを混同してしまうことが多いので(紅茶の香りを薔薇の香りだと思うことはないけど、薔薇の香りを紅茶の香りと勘違いする事が多い。)場内でも度々紅茶が飲みたくなったりして、いつもは展覧会の帰りは珈琲を飲むことが多いのですが、今回は紅茶にしてしまいました。
薔薇は本当に素敵。女子力にはやっぱ薔薇でしょう。
さて、今年もフィギュアスケートのグランプリシリーズのアサインが発表になりましたので、去年みたいに見どころ予想とかやりたい感じなんですが、如何せん先の世界選手権、仕事に必死でまともに観てなかったので、ちょっと無理かもしれません。ただ、今年はコーチの変更が物凄く多いので、何となく観る側としてもメンタル面微妙なシーズンになりそうだな、とか思ってます。だって、ねぇ? 織田信成だって嫌いじゃなかったし、ステファン・ランビエールだって大好きなんだよ? でもさぁ……。
2008年06月17日
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