2008年02月18日

劇場版『魍魎の匣』

 それはもう先週、10日の日曜日の事。
 目が醒めると、既にお昼の12時を廻っていた──。

 という事で、久々の京極オンリーイベントに行く目論見があっさりと崩れたので、自棄になって映画『魍魎の匣』を観に行く事に。幸い、池袋シネマ・ロサでの上映時刻は21時からのレイトショウの回のみと言う事で、『姑獲鳥の夏』を観に行った時と同様になるか嬢にお声がけして、劇場前で待ち合わせ。
 で、映画の感想は……。まず、今回は観に行ったのが上映終了ギリギリな事もあって、多少なりとも前評判を読んでいたんですね。なので、ある程度は覚悟していたのですが……。

 どうしてみんな笑わないのかな、と。

 私は映画は座席指定でない限り、往々にして一番後ろか、もしくは後ろから二番目の列で観るようにしていて、今回も例によって一番後ろで観ていたのだけど、私が肩を揺らして必死で笑いを堪えてる時に、場内誰も笑ってる気配がない。普通に笑うところだと思った部分で余りにも誰も笑ってなくて、ちょっと苦しくなってしまった。
 まぁ、結局映画が終わって場内が明るくなった瞬間、なるか嬢と顔を見合わせて爆笑してしまった訳だが。

 具体的な内容について触れて行きましょう。前回の劇場版『姑獲鳥の夏』の監督は実相寺昭雄でしたが、今回の監督は原田眞人。正直なところ、監督が違うとここまで演出も変わるのか、と驚くこと頻り。原作が長編だった事もあり、ストーリィも要らないところはばっさり削り、新たな設定も追加しつつ時系列なども随分変わっていて、ある意味まるで別の話でした。
 因みに私の場合、実相寺監督の演出はちょっと苦手なようで、『ユメ十夜』なんかも原作が好きなので観ているのですが(全然関係ないけど、黒澤明の『夢』も好きな映画のひとつだ。)、あの、わざとらしいまでのコントラストの光の演出に引いてしまうところがあったんですよね。とは言え、実相寺監督の出す特有の美しいエグさは結構好みだったりもして、この辺りは結構難しいんですが。とにかく、『姑獲鳥の夏』がそういう、観ていてちょっと苦しい雰囲気の印象だったのに対して、今回の『魍魎の匣』はかなり快適に観られたような印象がありました。
 う〜ん、全体的にギャグ? 醸し出された雰囲気が、原作と全く違ったんですよね。そもそも、軽快な関口巽と、やや頼りない京極堂というのが既に何か違うだろうと。(笑)それから、主人公カルテットの中で、一番背の高さが低いのが木場修太郎というのもまた違うだろうと。(笑)久保竣公を演じるのが宮藤官九郎というのも何故って感じで……。あ、この辺りは否定ではなくて、独特で凄く面白かったんです、個人的に。
 圧巻シーンも幾つかあって、例えば京極堂のいつもの座敷で、中禅寺と関口と榎さんが同時に喋っているシーンなんか普通にニヤニヤしてしまったし、美馬坂近代醫學研究所の爆発シーンなんか、あれを笑わずしてどうするのだ、と言うくらい面白かった。
 上海に再現したと言う、当時の銀座の街並みも素敵だった!
 原作至上を意識して、この劇場版を否定するのも簡単な気がします。でも、そもそも造ってる人もメディアも違う訳で、それを原作と否定する意味が余り解らないんですよね、個人的に。少なくとも私は、この『魍魎の匣』は好き。う〜ん、やっぱ今回もDVD買っちゃうんだろうなぁ。また桐箱だと良いな。

 私にとって『魍魎の匣』は殊に大好きな作品のひとつで、1999年には劇団『てぃんか〜べる』が上演した舞台を観に行っているのですが、この時は、確か殆ど原作と同じストーリィ展開で、時間にして3時間くらいだったかなぁ。とにかく、凄い早口の急展開ながら、ほぼ原作通りの展開の舞台だったのを憶えています。全員女性の劇団ですが、久保と木場の役者さんがかなりイメージ通りだったのが印象的でした。どうでも良いけど、この時にご一緒した方々、今どうしているんだろう。京極関連のオフ会は、この時が初めての参加だったんだよなぁ。
 日記の過去ログを更に読むと、2002年には『魍魎の匣 ─匣ノソトデ─』も観に行ってますね。これはくりあさんとご一緒したんだったかな。
 こうしてみると、『魍魎の匣』は、あんなに長い話なのに意外にメディア化が進んでいるんですよねぇ。あんなグログロでエグいのに。不思議。

 映画を観終わった後、いつもどおり劇場で映画のパンフレットを購入したら、それは何だかえらく分厚い小さな本でした。──まるで同人誌のような。
 と言う訳で、なんか京極本手に入ったからオンリーイベント行けなかったけど、まいっか──と思った先週末。


 そうそう。京極で思い出したけど、明日は今月末発売の『yomyom』を予約しに行かなくては。ああ、今になって『十二国記』(厳密に言えば『魔性の子』だけど)シリーズの続編が読めるなんて思わなかった! 思わなかった! 何年振りだろう。華胥華朶の夢じゃないよね?(笑)超嬉しい!
posted by HOSHINA Shiho at 02:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月15日

試作(BlogPet)

志穂と、ブランド自体が試作したかったの♪

*このエントリは、ブログペットの「ねりな」が書きました。
posted by HOSHINA Shiho at 07:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月02日

スターズオンアイス JAPAN TOURE 2008 東京公演最終日、そして……。

 スターズオンアイス JAPAN TOURE 2008 東京公演初日の記事はこちらから。

 Газета 《Твой ДЕНЬ》 - ПЛЮЩевый шопинг Ягудина
 ロシア語……全然解らないんだけど、この人達は日本の電気屋で何をしているのだろう……。
 今シーズンは秋の韓国、冬の日本──と、彼らの悪戯写真が幾つか出廻って話題になりましたが、こういうのを見ると、やっぱりどうして、時代の流れを感じずにはいられないというか。悪戯そのものは、どうせ今回もアリ・ザカリアンが仕込んだんだろうけどさ。(笑)でも、こういう事をふたりにお願いできる状況になっている程度には、時間が過ぎたのだなぁ、と。
 しかし浅田真央は体柔らかいな。サーシャ・コーエンは180度開くから更に強烈だけど。

 さて。
 18日の初日に引き続き、20日に開催されたSOI東京公演の千秋楽も観に行って参りました。
 千秋楽公演はやっぱり初日より盛り上がりましたし、初日はグループナンバーのみの登場だったマリー・フランス・デュブレイユ&パトリス・ローゾン組も、第二部で『She's Always a Woman』を滑ってくれました。彼らについては、初日は何のアナウンスもありませんでしたが、最終日には第一部で滑らない旨の張り紙も各所にあり。もしかしたら苦情が出たのかもしれませんね。
 聴くところに拠ると、この翌日に開催された2008長野NOIの方が、色々な意味で(苦笑)多分私が期待していたものというのが観られたようなのですが、流石にウィークディに長野まで行くには、ちょっと覚悟が足りませんでした。こればかりは本当に残念です。アレクセイ・ヤグディンの『オーバーカム』は観たかったな。ヤグディンとエフゲニー・プルシェンコが肩を組む姿も。
 そして……実は私、今回の公演でサーシャ・コーエンがSOIメンバとして加わってるのがとても不思議で、それは要するにコーエンというと偏に Chanpions on Ice のイメージが強かったからなのですが……。とは言え、以前からCOIのSOI吸収合併の噂など、ちらほら目にしていましたし、コーエンの移籍のタイミングによってはこれは本格的にCOIは危ないのか……それとも、もう実質COIは倒産しているのか? 等など勝手に疑惑を深めていたところ──とうとうCOI公式サイトに動きが
 結局、合併なのか吸収なのか、それとも資本提携なのか。英語が解らない事もあり、向こうのニュース記事などを読んでもイマイチ細かいニュアンスが判らないまま、今シーズンのSOIの日本公演は終わって行くのでした。……嗚呼。どうなの、この状況。

 それにしても、初日の事を書いてから千秋楽の事を書くまで何日空けているのかという話で。気が付いたら欧州選手権も全米選手権も終わっているし……。
 欧州選手権は、去年はショートプラグラムでの突然の上位登場に目を疑ったトマーシュ・ベルネルがとうとう優勝。全米はジョニー・ウィアとエヴァン・ライサチェックが同点で、結局ライサチェックが優勝してしまったとか……今年はJSports+の契約を逃してしまったので(お値段高めなので、毎年ウィンターシーズンが終わったら解約して、シーズンが始まると再加入──の繰り返し。)映像も観られず。あ〜ん、ドムシャバも観たい……。四大陸選手権前に、やっぱり契約しようかな。今年は世界選手権を会場で観られる訳でもないし。
posted by HOSHINA Shiho at 12:48| Comment(2) | TrackBack(0) | フィギュアスケート2007-2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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