2007年10月30日

大徳川展

 21日に、大徳川展に行ってきました。
 開場前のチケット列(訳注:遅刻した為、ご一緒した方に先にチケット列に列んでいてもらったのであって、私は列んでいない……。)では、大した混雑には思えなかったのですが、いざ開場した途端壮絶に混み始め、じっくり鑑賞という野望は敢え無く打ち砕かれる事に。無念。
 個人的な感覚ですが、場内の混雑具合は、春に同じ国立博物館で開催されたレオナルド・ダ・ヴィンチ - 天才の実像以上ではなかったかと。特に今回しんどかったのは、子供の多さ。連れて来た親は良いだろうけれど、子供は大混雑に放り込まれた上に展示物が余りにもマニアック(笑)で全然興味なさそうだわ、保護ガラスにバンバン手の跡付けまくるわ(そして親はそれを注意しない。)で……ちょっと参ってしまいました。

 今回の大徳川展、『大』が付くだけあって展示物はかなり多く、壮観です。人が多かった所為ももちろんあるとは思いますが、9時35分には場内に入れたのに、全部見終わったのは14時過ぎ。混雑やら休憩やらの時間差し引いても4時間はかかってる勘定です。これから観に行く方、週末の場合はかなり覚悟が必要だと思います。
 見どころは多くて……戦国末期から幕末まで、かなり幅広く網羅しています。それこそ、家康の甲冑から和宮の嫁入り道具までという網羅っぷり。馬印から刀身、書簡の類まで、いちいち凝視したくなるのですが、もう人が凄くて……。能面、茶道具とひとつひとつ書いてたら切りがないです、本当に。300点を超える展示物はもうそれだけで圧巻。
 そんな状況でも頑張って展示物は全部観ましたが、今回はカタログも購入しました。まだ観足りなかったのと、お気に入りの展示物が多かった事もあって、買って損はないと判断。といっても江戸関連の展覧会だと大概はカタログ買ってるんで、これは珍しい事でもないのですが。(笑)
 観終わった後は、精養軒のカフェラン・ランドーレの方でランチを戴いて帰ってきました。本当は大徳川展の後、ムンクかシャガールのどちらかを観るつもりだったのですが、大徳川展のボリュームがそれを赦してくれませんでした。ホント、一日がかりです。

 さてさて。最近ここではすっかりご無沙汰気味のフィギュアスケートですが、ちゃんとグランプリ・シリーズはチェックしてますよ──という事で、先週末からスケート・アメリカも始まっていますし、今年はアサイン発表段階で見どころ予想なんかも立てていますので、少しずつ答え合わせなんかもしていきたいと思います。書けるかな。
posted by HOSHINA Shiho at 01:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月21日

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展

 14日に、国立新美術館で開催されているフェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展に行って参りました。
 国立新美術館に脚を運んだのは初めてだったのですが、なかなかどうして六本木なのに驚くほど空いていて吃驚! 上野周辺の美術館は常に並ぶので、こんな有名な絵画が来ているのに待たずに入れるという状況には驚きを禁じ得ず。こんなに空いてるなら、尻込みせずに今までの展覧会にも行っておけば良かったなぁ。
 さて。ヨハネス・フェルメールの絵画といえば2000年に開催された『レンブラント、フェルメールとその時代』展で展示されていた『恋文』、2004年に開催された『栄光のオランダ・フランドル絵画展』での『画家のアトリエ』に引き続き、生で観るのは3枚目。実は、2000年には『真珠の耳飾の少女』という絵画も来日しているのですが、これが西洋美術館の展覧会にも廻って来るだろうと高をくくっていたところ、まんまと大阪市立美術館だけの展示で終わってしまい大後悔! 「こっちには来ないなら早く言ってよ!」みたいな。(苦笑)そんな訳で、フェルメールといえば作品来日のタイミングが気になる画家のひとりでもあったりして。
 特に今回の『牛乳を注ぐ女』は、常設展示しているアムステルダム国立美術館の改修に伴って来日したものなので、今後の来日があるかどうかも不明。以上のような理由から、私の中でのこの展覧会の位置づけは、この秋の数あるものの中でもかなり優先度高だったのでした。

 今回の展覧会におけるフェルメールの絵画の展示は、この『牛乳を注ぐ女』の一点だけなのですが、他にも見どころは多いと思います。ヤン・ステーンの風刺画なんかも面白いですし、ヤーコプ・マリスの『窓辺の少女』も印象的です。他にも『アムステルダムの孤児院の少女』なんかはもう、いかにもイメージどおりのオランダ──といった雰囲気。オランダの画家というと、フェルメールと同時代ではレンブラント・ファン・ラインの名前が真っ先に出てくるのですが、今回に関してはレンブラントの絵画は版画のみでした。
 目玉である『牛乳を注ぐ女』は、思ったよりも小さい作品だったのですが、あの眼の醒めるような青は矢張り印象的。散々言い尽くされた表現ですが、静謐という言葉もピッタリでした。オランダ絵画というのは、フェルメール、レンブラントを初めとして光の使い方が特徴的なものが多いと思います。今回の展覧会に来ていた絵でも、それが顕著に感じられるものが幾つもありました。蝋燭の光に照らされる台所や、玄関で対比される経済の格差──印象的な絵が多かったです。
 有名どころは少ないものの、オランダ絵画が好きな人にはかなり愉しめる展覧会だと思います。
 そうそう、フェルメールの絵画には楽器が多く出てくるのですが、今回はそれらの楽器の展示もあって、これがちょっと工夫が凝らしてあってお奨めです。「おや、これは……!」って感じです。
posted by HOSHINA Shiho at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月19日

修理したかも(BlogPet)

きょうねりなは志穂は拡張したかも。
それで志穂は畏怖するつもりだった。
でも、修理したかもー。
だけど、きょうねりなは、志穂と自身応答したかもー。

*このエントリは、ブログペットの「ねりな」が書きました。
posted by HOSHINA Shiho at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

『ヴェネツィア絵画のきらめき』展

 先の三連休に、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されている『ヴェネツィア絵画のきらめき 栄光のルネサンスから華麗なる18世紀へ』に行って来ました。昼頃にだらだらと出かけていったのに、会場内は休日のBunkamuraとは思えない程に空いていて吃驚。ルネサンス期って余り人気がないのでしょうか。
 ルネサンス期の絵画といえば、5月に『イタリア・ルネサンスの版画』展に行って来たばかりですが、今回は重厚な油絵が主流。とは言え、絵画を観る──といった雰囲気でもなく、どちらかと言えば絵画というよりは、文化に触れる──といった感じが強かったです。博物展を観に行ったような感覚でした。「絵画で観るヴェネツィアの文化史」といったニュアンスでしょうか。
 居並ぶ統領の肖像画や、祭典の風景を切り取ったものなど、生活観を感じさせる絵が多かったからかも知れません。結婚式の風景やサッカーに興じる人々の姿、聖金曜やレデントーレなどの年中行事等、風俗を描いたものを幾つも眺めていると、どうしても絵画というより文化を眺めている気分になります。
 「ルネサンス」という枕詞がついてしまうと、どうしてもイメージが宗教がかってしまうのですが、今回の展覧会はその手のものとは一味違っていて、そういう点に於いては、意外性がありました。
 それでも一番気に入ったのはティツィアーノの描いた『洗礼者ヨハネの首をもつサロメ』だったり。う〜ん、ルネサンスから離れてない。(笑)でも、これは仕方ないです。だって、『幸福な王子』と『人魚娘』と『サロメ』辺りは同じくらい好きな物語ですし。

 この秋は期待している展覧会が結構多いのですが、11月に入ってしまうとグランプリシリーズが始まってしまい、週末は出勤しなくても徹夜が多くなってしまうので(笑)なるべく10月中にあちこち脚を運びたいところです。

 でも、部屋の模様替えもした事だし、鍋パーティとかも良いなぁ。
posted by HOSHINA Shiho at 00:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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