2007年04月28日

映画『蝉しぐれ』

 ケーブルTVに加入したお陰で時代劇専門チャンネルが観られるようになって、土曜は大概『暴れん坊将軍』が観られる今日この頃。(ま、出勤しなくて済めばの話だけどね……。)山田奈緒子も裕福だったら是非とも加入するといいよって感じだがそれは却説置き。

 そんな時代劇専門チャンネル、この4月は『ドラマで楽しむ藤沢周平の世界』と銘打って、藤沢周平原作の映画やドラマがバンバン再放送されていました。
 その中でも今回の特集の目玉として、主演した市川染五郎のインタビューまで放映されたのが、今日のタイトルでもある映画『蝉しぐれ』です。
 この映画の原作となった『蝉しぐれ』は、私にとっても思い出深い作品のひとつ。高校生の頃、時代劇が大好きな事を周囲に吹聴していた私に、当時同じ部活で懇意にしていたお友達のお母様が薦めてくださって初めて読む事になった藤沢周平作品が、この『蝉しぐれ』でした。以下はネタバレ含みますので、支障ない方のみどうぞ。
posted by HOSHINA Shiho at 23:03| Comment(2) | TrackBack(1) | 日々是雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

とか思ってるよ(BlogPet)

志穂は 世界選手権3日目、アイスダンスのオリジナルダンスと、男子のフリースケーティングを氷上してきました。 とか思ってるよ。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「ねりな」が書きました。
posted by HOSHINA Shiho at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月03日

氷上の千夜一夜物語、フィナーレ。

 最終グループの6分間練習が始まりリンクに出てきた瞬間、その緋い衣装に『火の鳥』を演じた彼女を思い出した。

 ■世界フィギュアスケート選手権大会 2007 東京(5日目)

 女子シングルの最終滑走者は、その年の世界選手権の全ての競技における最終滑走となる。だから、例えば去年の五輪のイリーナ・スルツカヤのプレッシャを思うと、今でも胸が痛む。何しろ、あの時はアイスダンス、ペア、男子シングルとフィギュアスケートの全ての競技でロシアが金メダルを獲れていた状況の中、それこそソルトレイク五輪の時から期待されていた、ただ只管にそれだけを目標にしてきた大会での、最終滑走となったのだから。
 女子シングルの最終滑走の選手の精神的な重圧は、筆舌に尽くしがたいものがあるのだろう。
 そんな中、安藤美姫という選手は、自国開催の世界選手権で、最も期待された優勝候補は自国にいるという状況の中で、最終滑走者として滑る事になった。
 6分間練習からは30分以上経過していた。最大の好敵手が大技を決めた報だって、耳にしないつもりでも聴こえてしまっていただろう。
 メンデルスゾーンのヴァイオリン・コンチェルト。
 滑り出した瞬間、不安そうだな――と思った。
 良く言えば慎重な滑りだったとも言えるけれど、私には全日本の時よりもずっと辛そうに視えたのだ。
 ジャンプ、着氷、スパイラル、ステップ。とにかく息を呑んで見詰めていた。
 ただ観ているだけだというのに、彼女がほんのちょっとバランスを崩す度に、こぶしを握り締めてしまうくらい緊張した。
 だから、滑り終わった時はとりあえずほっとした。スタンディング・オベーションはしなかった。
 ノーミスの滑りという訳ではなかったし、会場は浅田真央の滑走の時ほど沸かなかったと思う。これでスタンディング・オベーションは、ちょっと彼女に失礼だと思ったのだ。
 配布されたスターティング・オーダ表に眼を移す。ショートプログラム終了時点の成績は、安藤は67.98。浅田真央は61.32。7点近く差がある。
 キス・アンド・クライ――得点待ちブースの映像が出て、場内に拍手が沸く。
 安藤の得点が出る。127.11。浅田真央のフリーより低い事しか判らなかった。それでもパーソナルベスト更新。場内再び拍手。そして、沈黙。
 全ての視線がオーロラヴィジョンに注がれる。
 画面が切り替わる。最終順位が表示される。

 一番上に「M.ANDO」の名があった。

 瞬間、私は得点も確認せずに歓声を上げて立ち上がっていた。
 立ち上がってから初めて、浅田との得点差を確認した。差は1.0もなかった。ギリギリの勝利。
 日本の報道は、浅田真央の優勝を願っていただろう。スポンサーも沢山付いていたし、自国開催の世界選手権な上、何しろ彼女は日本のお家芸のトリプルアクセルが跳べる選手だ。お膳立ては完璧だった。
 対して安藤は、伝家の宝刀4回転サルコウには挑まなかった。人は嘘吐きだと罵るだろうか。臆病者だと嘲るだろうか。
 でも、それは確実に勝ちに行く為に、彼女が下した最良の判断であったと私は信じる。


 私は先の秋、キャンベル盃で初めて貴方の演じたシェヘラザードを観て、安藤美姫という名のシェヘラザードは、報道に踊らされる観衆という名のシャハリアールの不信を革められるだろうかと、この場で問うた。今シーズン、貴方の演じるこの千夜一夜物語の結末を愉しみに待つと。
 そして現在、あの空気の張り詰めた東京体育館で、安藤美姫という名のシェヘラザードが王の信頼を勝ち取った瞬間、その場に立ち会えた事を感謝したい。
 トリノ五輪直前の冬の夜、水を打ったように静まり返った国立代々木競技場の凍て付いた空気が忘れられないように、この東京体育館で、総合順位を表示するオーロラヴィジョンに「M.ANDO」の文字が一番上に表示された刹那の感動もまた、忘れられない記憶になると思う。
 あの場に在る事ができて、本当に良かった。

 果たして彼女は、これから始まる新たなシーズンに於いて、世界女王として我々の前に君臨する事となる。


 安藤美姫選手、これからも応援しています。来季も是非、頑張ってください。


【サイト内関連リンク】
 ■シェヘラザードは王の殺意を停める事が出来るか。
 ■ドリームオンアイス2006 日本代表エキシビション
posted by HOSHINA Shiho at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界選手権 2007 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

世界フィギュアスケート選手権大会 2007 東京(5日目)

 世界選手権5日目は、女子のフリースケーティングのみの観戦となりました。
 女子のフリーはミスの目立った滑走が多く、またそれ以上にちょっと不審に思うほどのダウングレードがあったのも事実で、前日のショートより沈んだ気持ちで応援していたのを憶えています。
 最終グループに入るひとつ前のグループの最終滑走者は、中野友加里でした。直前の滑走だったユリア・セベスチェンの得点を待つ間のウォーミングアップを観ながら「ああ、これは跳ぶな」と思ったのを憶えてます。何を跳ぶって、勿論トリプルアクセル。
 既に皆さんご存知のとおり、結果としてトリプルアクセルは転倒してしまった訳だけれど、彼女の挑戦が成功か失敗かと問うなら、これは成功したと私は思います。だって本人が後悔していないと言ったのだから。
 最終グループの滑走はカロリーナ・コストナーから始まりましたが、ミスの多い演技で最終的な合計得点は中野友加里と全く同じ結果に。この場合フリーの得点が優先されるので中野の方が順位的には上に来ましたが、奇しくもふたりとも日本で同じ『サユリ』を用いて(中野はショート、コストナーはフリーでしたが)同じ合計点というのも何とも因果。
 そしてエミリー・ヒューズ。私や佐久夜嬢は共通の感想として「悪くはなかったと思うけど……」だったのですが、ちょっと吃驚するくらいのダウングレード。彼女はジャンプの時の表情が良いので、私みたいな素人から観ると想像以上にダウングレードされた気がして、どうも納得しにくい感じです。
 金妍児はショートに引き続き表現力が抜群で、中野やコストナーと並んでその辺りはとても好みだったのですが、如何せんジャンプの転倒が2回……。中盤まではその余りの表現力に完全にその世界に惹きこまれてしまいそうな程だったので、酷く痛々しく感じました。ただ、彼女の場合は今後がまだまだ長い選手だと思いますし、体の方も養生しながら、今後もあの天才的な表現力を愉しませてくれる事を期待しています。ジャンプが安定すれば、来年は彼女が世界女王かも知れませんしね。
 浅田真央に関しては、吃驚するくらい場内興奮状態で……ああいう歓声の後押しの元に滑れる選手は幸せですね。これはグランプリシリーズ等でよく思う事ですが、自国開催の試合のない選手は、例え強い選手であっても、こういった実力とは別の要因で上に上がってくるのが難しい現実を垣間見るような想いでした。
 この開催国の選手が滑った後の難しいタイミングで滑ったのがキミー・マイズナーでしたが、やはり必要以上に萎縮した雰囲気を感じてしまいました。元々手足が長くて伸ばすととても綺麗に見えるので、今後はもう少し体が柔らかくなれば良いなぁと思います。来年はアウェイの世選になるのでまた難しいかもしれませんが、その次のロスの世選に向けて頑張ってほしいです。実際、彼女に王者の風格が出て来るとすれば、もう少し先になるのではないかという気もします。米国はクワン、コーエンと女王の風格を持った選手が上に沢山いますから、彼女等に劣らないまでの品格が出てくると、応援する方としても納得が行くというか。
posted by HOSHINA Shiho at 00:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 世界選手権 2007 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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