2006年12月27日

きょうは流行したかった(BlogPet)

きょうは流行したかった。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「ねりな」が書きました。
posted by HOSHINA Shiho at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月22日

クリスマス オン アイス

『クリスマス オン アイス』、XOI に行ってまいりました。最初はお約束のごとく全く行くつもりなかったのですが、ギリギリになってエフゲニー・プルシェンコの出演決定と相成ったので、「もう、こうなった以上行くしかあるまい」と。何しろ今年は3月の TOI にしても9月の COI にしてもどうにも彼に振られっぱなしだった上に、来年1月の Japan Super Challenge はちょっと行くのが難しいと来ているので、プルシェンコが来るとなればそこはもう最優先です。とりあえず平日なので夜の公演のみをセレクト。さらに慎重に初日と千秋楽両方行く事に。何故こういう事になったかと言うと、プルシェンコの出演する露西亜のテレビ番組の……というのは語ると長そうなのでやっぱり割愛。とにかく、プルシェンコは21日は出演しない可能性があると思ったので、両日観覧の強行軍を貫く事にしたのでした。

 今回のショウも多分TV放映がないと思うので(あるのかな?)お馴染みの素人レポを書いておこうと思います。
 5月に開催された『Shizuka Arakawa フレンズ オン アイス』、FOI の系統を継いでいるのか今回もパンフレットはなし。その分全員にお土産がありました。荒川静香がCMにも出演している資生堂のシャンプー『TSUBAKI』のイメージカラーをベースカラーにした、荒川のスパイラル姿がプリントされているクリアファイルと、赤い靴下を模ったミニトートバッグ。バッグには荒川のメッセージ入りクリスマス・カードと TSUBAKI のシャンプーとコンディショナの試供品が入ってます。
 今回のショウは、まず初めにオーロラヴィジョンにオープニング映像が映し出されたのですが、この映像は荒川静香と本田武史のふたりがメインで、これだけ観る分には、さながらふたりのショウのような印象さえ受けます。なのでこの時点では「これからは八木沼純子&田村岳斗率いる伝統のプリンス・アイスワールドと、荒川静香&本田武史率いる新興の単発ショウの二大潮流が日本にもできるのかね」等とワクワクしたりもしたのですが、まぁ実質的な中身は矢張り荒川メインのイベントという事で。当然か。(笑)
 そんな訳で、今回もまずはオープニングで群舞(G-Rockets とプリンスのメンバだと思います)が始まって、ちょっとアクロバティックな演出で荒川が登場。ソロパートは勿論荒川です。
 とりあえず引き続き滑走順に列挙してきます。
 ウラジミール・ベセディン&アレクセイ・ポーリシュクのプロは初観でした。曲は判らず。彼らの黄色い衣装を観ながら「何か思い出すような……」と思ってたのですが、よく考えたら出初式でした。
 本田は『1492 Conquest of Paradise』。ジャンプで転倒あり。勿体無い!
 今回初登場のアクロバットダンスカンパニィ G-Rockets ですが、何と言うかですね、彼らがいることで変わる部分というのは実際あるな、と思いました。巧く言えないのですが、好き嫌いは別として、同じアイスショウでもプリンス・アイス・ワールドとは差別化を図れているのではないか、と。勿論、荒川本田をメインに持ってくるアイスショウであれば、もうそれこそふたりとも日本最高峰、且つ世界に通じる実績を持っている訳ですから、彼らが現役時代のプロを滑るだけである程度成立しちゃうところもあるとは思います。ただ、全体のショウとしての構成を考えた時に、プリンス・アイス・ワールドは庶民的、比較して荒川プロデュースの単発ショウは若干エレガントになるというか。そういう感じです。
 露西亜のエレナ・レオーノワ&アンドレ・コワルコのペアは PIW や FOI で披露してくれたものと同じプロでした。
 そしてプリンスチームの男性陣3人組の滑走を経て、もう今回この為に行ったようなものだと言う事でエフゲニー・プルシェンコの『トスカ』! 五輪のエキシビションで滑ってくれたマートン編曲のヴァージョンでした。この『トスカ』は、今でも曲を聴くだけでちょっと複雑な気分になります。ステップはやっぱり音楽とぴったりで気持ち悪いに素晴らしいんですが、でも観ているとあの2月頃の嬉しいのに憂鬱という微妙な心境が甦ってくる感じで。プルシェンコが眸の前で滑っていると言うだけで、もうこれ以上のわがままは言えないとも思うんですけれども……。あの五輪のエキシビションの少し音のズレたヴァイオリンの生音が耳の奥に蘇って来るような感覚と共に、ちょっと心が沈みます。
 前半取りの荒川のプロは『ネッスン・ドルマ(誰も寝てはならぬ)』でした! ヴォーカル入りの『トゥーランドット』という言い方の方が解り易いでしょうか。この人、プロになって動作が情緒的になった感じがします。

 ここで前半を終えて休憩。休憩中の映像というのがとても評判が良かったらしいのですが、私は残念ながら全く観られず。

 後半はプリンスのメンバの群舞からスタート。男性陣全員にソロパートがありましたが、メインは本田です。
 レオーノワ&コワルコのペアは字幕付きでメッセージ紹介映像が出ました。プロは初観のもの。
 ここで荒川とティラミス、そしてプリンスのメンバの男子陣でのコメディプロ。荒川はカジュアルな衣装で登場してひと滑りした後、ティラミスとともにリンク上に置かれた椅子に着席。男子陣が頑張って荒川をナンパするのですが、最後は全員振られてしまいましたとさ、といった内容でした。
 ベセディン&ポーリシュクは COI の時と同じプロだったのですが、彼らはメッセージ映像が非常に微笑ましくてですね、お互いを褒めあっていると言うか。自分達のプロはアクロバットとコメディが混じっているのだけれども、という前置きの後にベセディンは「ポーリシュクの勇気が見所」と言い、ポーリシュクは「ベセディンのパワーが見所」と紹介するんです。お互い尊重しあってて仲の良いペアなのだな、と。
 本田のメッセージ映像は何だかちょっとしんみりというか。そういえば去年のクリスマスは丁度全日本と重なってたな、と思い出したり。あの『アランフェス』からもう1年か、と。「クリスマスの雄大さを表現したい」と言ってましたが、クリスマスと雄大は結びつかないような。(笑)あ、勿論本田の滑りは切ない雰囲気に加えて余韻もたっぷりで素敵でした。
 G-Rockets とプリンスのメンバで構成されたクリスマスムードたっぷりのアクロバティックなプロを経て、プルシェンコの2プロ目。彼はメッセージ映像で「世界のスケータが健康でありますように」みたいな事を言っていて……現状余り洒落にならないというか、切実と言うか。とりあえず、まずメッセージ映像ではシリアスに決めてくれたのですが、実際に登場してきた彼はべビィ服。髪の毛も左右の耳の上の方で小さい女の子のように留めていて……予想通りのコメディ・ナンバです。突如リンクの上に座り込んだと思ったら、赤ちゃんのように遊び始めて(ペットボトルの水で)お漏らしの真似事まで。
 彼はいつもどおり客席にもたっぷりサービスがあったのですが、丁度私のいたショート・サイド側で顔芸まで披露。結んであった髪の毛を弄ったりして、世界覇者がここまでやるかと苦笑いをしていたら、いきなり曲が変化。お約束どおり『セックス・ボム』が来て……うわ、速攻で脱いだ〜っ!と思ったら今回は更に一味違いました。べビィ服の中身は金パンツじゃなくてオムツ。オムツ一丁と靴下だけ(肉襦袢は衣装に数えない)になったプルシェンコが『セックス・ボム』で滑る。いや、凄いよ氷上の帝王。流石です。感動しました。
 和んだ雰囲気で迎えた荒川の取りは矢張りクリスマス・ナンバで、曲は残念ながら存じ上げず。多分ジャズだと思います。薄紫にグリーンのスパンコールの衣装が綺麗でした。
 フィナーレでは出演者全員紹介があったのですが、ここで何より吃驚と言うか笑った事があって、ずっと関係者席で観覧していた宮本賢二がスーツ姿のままリンクに飛び込んで行った事。私は今回ショート・サイドの端の席にいて、関係者出入り口付近にいた宮本の姿が非常によく観えていたのですが、「そこに宮本がいる訳だが、滑らないのか今回は……?」と思っていたら最後の最後で出てきて「えええ!?」と。(笑)今回のイベントの演出とか振付とかしてたのかな。
 そしてこのフィナーレの後に荒川のプロモーション映像が長々と流れ、その後 SMAP の『ディア・ウーマン』で女性陣全員が滑り、最終的に改めてもう一度フィナーレがありました。
 この本当のフィナーレの後、『ディア・ウーマン』で引き続きプルシェンコと荒川がふたりだけでステップをしてくれるシーンがちょっとだけあるのですが、このステップが何だか面白かったです。何処がどうと言うより、ふたりの動きが。

 さて、ここからは千秋楽公演のみのサプライズになりますが、この時の公演では2度目のフィナーレで宮本がマイクを持って来てですね、12月29日が荒川の誕生日だからお祝いをしましょう、と高らかに宣言。(本田がベセディンに何か説明している風だったので、外国人スケータも知らされてなかったのかな?)早速ケーキが出てきて、会場でみんなでバースディソングを唄って(プルシェンコが一番大きな声で唄っていた)荒川がケーキの蝋燭を吹き消す、というイベントがありました。
 当然、荒川は全く知らされていなかったらしく、いつもどおりのフィナーレを演じて普通に引っ込むつもりだった事や、25歳になったこと等をさっくりとコメント。FOI の頃と較べるとすらすらと言葉が出てくるようになったじゃないか、と私はそんな事に驚いてみたり。

 今回は仕事の忙しい時期(まぁ万年忙しい状態なんだけど。)に強行軍で、その分この二日間は早めに出勤して取り戻している状態だったので結構辛かったのですが、でも本当に行って良かった。プルシェンコもじっくり観られたし、これで残りの大イベントさえ終われば穏やかに年が越せるかな……。越したい。
 スケートに関しては今年は残すところ全日本選手権ですか。みんなが良い演技ができますように。

2006年12月17日

テレビ朝日の放映するGPファイナル 2006

 フィギュア:浅田2位、村主4位、安藤5位に終わる

 この文章を書き始めた現在は17日の午前中なんだけど、今年のグランプリ・ファイナルの結果と言うのは日本時間では今日の午前2時前には全種目出揃っていて、特に注目度の高い各シングルに関しては、男子に関しては昨日の内に、女子に関しても今日の午前0時を超えてすぐに競技が終了している。
 男子に関しては、概ねこうなるだろうと思ったとおりの結果だったけれど、女子に関しては流石にちょっと驚きを禁じ得ない状況だ。

 さて、上記でリンクした毎日のニュース記事が上がったのが17日の0時22分となっているのだけれど、それより後に(グランプリ・シリーズの放映権を持っている)テレビ朝日は、既にフリーまでの結果が出揃っているにも関わらず、ニュース番組において日本人選手のショート・プログラムの映像をリプレイするのみで、フリーの結果には全く触れず、0時58分頃にはしらじらしく「フリーの演技が楽しみですね」とか言いながら番組を終えた。
 ショート・プログラム終了時点で、浅田真央と安藤美姫は1位と2位。高橋大輔も2位と来れば、そりゃあ期待通りの結果だっただろう。まぁフリーの蓋を開けてみれば、安藤と高橋(モロゾフコーチに師事するこのふたりは、揃って何を喰べたんだか)は食中毒かノロウィルスか、体調不良で思ったように演技ができず、特に安藤は今季で一番酷い結果に終わってしまったのだけど。安藤に限って言えば、フリーだけの結果なら最下位。不調だった去年でさえファイナルでは4位だったというのに、ここまで安定していた今季に於いてのこの成績は本人だって吃驚だろう。
 そして松岡修造が連覇連覇と、それこそ泣きそうになっている真央にしつこくプレッシャを与え続けた結果なのか、真央も2度のジャンプでの転倒。ショート・プログラムの貯金がなかったら表彰台にも載れないような結果に終わってしまった。

 それでいてテレビ朝日は、その事実を全く伏せたままニュース番組を終えている。今夜もいつものように、とっくに終わった試合をまるで生中継のように演出して、流せる選手の映像を極度に少なくした上で、一押しの選手に関しては妙ちくりんな煽り映像をつけて流すのだろう。
 スケート・アメリカのフリーの時だって、TV朝日の放送が始まる時点で、既に(真央の滑走が良くなかった事も含め)最終的な結果もとっくに知っていた私は、敢えてその映像を観たくないばっかりにその時間に外出したりもしたけれど、近所の商店街のTVは尽くこのスケート・アメリカを流していてうんざりしたものである。
 そもそも今回のショート・プログラム自体、2時間も放送時間があって10人しか放映できない理由が解らない。先のエリック杯の時、『GetSports』というスポーツ番組内では35分で男子選手のフリーを5人放映してくれて、これが中身の空っぽなスタジオトーク等のないすっきりした造りになっていて非常に良かった。でも、ゴールデンタイムでは、あの「だから何……。結局何だったんだ?」としか言いようのないスタジオトークが必須のようだし。これがなければ明らかに11人全員放映できたのではないかと思うと、返す返す残念でならない。
 実際、男子の放映に限って言えばファイナルなんて全員放映しても5人だったのに、実態は4人しか放映されなかったという有様。本来6人のファイナル出場選手の内、放映されなかったのは、怪我で直前に棄権したエヴァン・ライサチェックと、ショートプログラム終了時点で織田より上位に着けていたアルバン・プレオベールなんだけど、何が不思議って、TV朝日はライサチェックの棄権を番組内で全く伝えなかったのである。棄権を知らない一視聴者にしてみれば、何故彼が出なかったのか不思議で仕方ないまま番組が終わってしまった形だろう。そして、プレオベールという日本人選手より上位に立ってしまった選手の放映を敢えて行わない辺りも……まぁその意図は明らかだけど敢えて問いません。
 視聴率至上主義で結構。拝金主義も否定する権利はありません。NHKのような料金体系を持ち得ない以上、ファンの切り捨ても致し方ないとは思います。(「(既存の)ファンがあってのスポーツ番組では」という理論は、何故か民法のゴールデンタイムに持ってこられるスポーツ番組では成り立たない)
 とは言え、選手にプレッシャをかけまくって潰すのは、現時点での視聴率向上には繋がっても、最終的なコンテンツの充実には結びつかない事を、少しは考えた方がよろしいのではないか。目の前の売り上げだけにしか考えの及んでいない、コンセプトの存在しない商品構成は、将来的には破綻する。今度の五輪前に選手を潰すのは、肉体の成長や怪我ではなく、報道という存在が産み出す過剰なプレッシャとバッシングなのではないか。
 杞憂で済めば良いのですがね。
 実際、これでフィギュアスケートの放映権をテレビ朝日が手放してくれればまだ何とかなるかも……。
posted by HOSHINA Shiho at 10:38| Comment(0) | TrackBack(1) | フィギュアスケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

各国国内戦の動向 - Championnats Suisses Elite Artistique 2007

 各国国内戦の結果を追い駆けてみよう第二弾。
 という事で今回はスイスです。どうでも良いけどスイスの国内戦を「全仏」とか「全米」みたいに略そうと思ったら、どうやら「全瑞」という呼び方は存在しないようだと気付いてしまった。

Championnats Suisses Elite Artistique 2007

 詳細なスコアが出てない上に、スイスの記事ってオンライン翻訳でも余り綺麗に訳してくれないので、各選手の具体的な構成内容については殆ど判らないのですが、ステファン・ランビエールのフリーの技術点が物凄く低いのが気になる……。
 ランビエールの場合、余り国内戦に力を入れる必要もなさそうですけども(ちょっと前の本田みたいな状態と言うか。どうせ「出れば優勝間違いなし」みたいな……。)これでもう次は欧州選手権ですか? 何だか前半のランビエールは良いところナシだったような……。寧ろ去年が例外だっただけ?
posted by HOSHINA Shiho at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | フィギュアスケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月08日

各国国内戦の動向 - CHAMPIONNATS DE FRANCE ELITE 2006

 世界選手権に向けて、各国国内戦の状況を追い駆けてみようかと思います。とりあえず今回はNHK杯と被って開催された全仏。

CHAMPIONNATS DE FRANCE ELITE 2006
L'EQUIPE.FR Aussi - Joubert sacré

 全仏はブライアン・ジュベールぶっちぎりで優勝のようですね。ショートとフリーで4回転トゥループを1回ずつ跳んで239.49ポイント(ショートプログラムではダブルトゥループとのコンビネーションで跳んでるようですが)。NHK杯の高橋大輔も同じく4回転トゥループをフリーで1回のみで247.93ですが……どうなんでしょうかね。う〜ん……。
 今年のジュベールは王者の名に恥じない完璧な滑りだと思います。そしてアルバン・プレオベールは結局棄権してしまったようです……。う〜ん、彼はグランプリ・ファイナルは大丈夫なのでしょうか。背中の調子が悪いようですが。尤も、グランプリ・シリーズよりは欧州選手権や世界選手権の方に照準を据えてもらった方がありがたいかな。
 フランスは世界選手権の枠を3枠持っていたはずなので、ジュベールとプレオベール、残りはポンセロかコンテスティ辺りが出場でしょうか。プレオベールは、先のカルガリー世界選手権で突然躍進してきたイメージです。最初はえらく荒っぽいスケーティングに見えたのですが、見慣れると癖になる感じがします。(笑)
 とりあえずジュベールとプレオベール以外は映像さえ観た事がないので娯しみ。
posted by HOSHINA Shiho at 01:48| Comment(1) | TrackBack(0) | フィギュアスケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展

 高橋大輔、NHK杯のフリーで1年半振りに4回転ジャンプが(公式の試合で)成功したようですね。
 うわ〜! 何だか物凄く嬉しくなってきた。そりゃあステファン・ランビエールが欠場だったのは残念だし、ジェフリー・バトルやアルバン・プレオベールの体調も心配なんだけど、4回転ジャンプを跳ぶ選手が増えてくるのはやっぱり嬉しい。李成江やセルゲイ・ドブリンにも益々期待ですが、殊に国内で4回転ジャンプをコンスタントに跳んでくれる選手が出てくると、国内のレベルも上がって良い感じなのではないかと。現在は日本も世界を牽引している一国に入るでしょうし、そういう点でも高橋大輔には是非とも頑張ってほしいところです。

 さて。
 話は変わりまして、昨日は予告どおり、江戸東京博物館で開催中のボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展 江戸の誘惑に行ってまいりました。
 予告どおり大エルミタージュ美術館展も……と思っていたのですが、肉筆浮世絵展が予想通りの大混雑で、観覧に2時間半程かかってしまったので、エルミタージュの方は断念。しかし、このまま順延していくと年末に向けてスケジュール調整が面倒な事になるな……。
 今回は肉筆浮世絵展という事で、出展絵画全て版画ではなく肉筆。全68作品の展示でしたが、観覧に時間がかかったのは人が多かったからと言うばかりでなく、細密な描写が多くて、それに見惚れていたからというのも事実。出てくる絵出てくる絵、着物や帯の模様なんかが本当に素敵で。春画巻なんかはその緻密さに加えて色合いも綺麗でうっとりでした。色合いに関してはどう言えば良いのでしょうか。他の一般的にイメージする浮世絵とはまた違う意味で派手と言うか……割と現代っぽい色遣いというか。肌色がピンクっぽいとか(笑)、まぁそればっかりじゃないんですけども。図録も購入したのですが、(これはもう仕方ない事なのですが)色がちょっと違っていて残念でした。
 他にもファッションの流行なんかも見て取れて、文化や風俗の面に関しても非常に参考になりました。
 しかし今回の展覧会、圧巻は何と言っても鳥山石燕の『百鬼夜行図巻』! 水木しげるや京極夏彦のファンでなくとも、迫力があって充分愉しめると思います。
 この『肉筆浮世絵展』はかなり面白いと思います。大混雑に耐えられるなら是非お奨めで! 因みに今回、周囲のお喋りシャットダウン用に音楽を聴いていたのですが、これが意外に良かったです。今度から必須にします。勿論、人が少なければ要らないけど……。音声ガイダンスと違って絵を観るのに邪魔にならないのが良いです。
posted by HOSHINA Shiho at 03:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

ベルギー王立美術館展。

 そもそもは先週の土日で行こうと思っていたのに、当日は資格試験に落ちて精神状態はどん底。とは言え、来週の日曜には終わってしまうし、「もう今週行かなきゃ間に合わないっ!」と思い立ち、頑張って(笑)行ってきました、『ベルギー王立美術館展』。
 終了1週間前とあって予想通りの混雑状態でしたが、これもまぁ十数年前に開催された『バーンズ・コレクション展』と較べれば大したことはありません。(多分)
 さて。ベルギー関連の展覧会だと、1997年に小田急美術館(既に閉館済みの模様)で開催された『ベルギー象徴主義の巨匠展』が非常にお気に入りだったりします。なんと言っても煽り文句が「美は憂愁と頽廃にあり」という、こう――全般的にかなり耽美な雰囲気の展覧会でして、多分図録を読み返している回数が一番多いのではないかと。(笑)
 そんな影響もあってか、ベルギーの画家と言われると、マグリットやデルヴォー、アンソールなど、シュールレアリズム風味のちょっとブラックな感じの画家ばかり思い浮かべてしまうのですが、今回はそういう偏った感じではなく、ブリューゲルやヴァン・ダイクなど、古典的な画家もずらり。
 今回大々的に目玉とされたのはピーテル・ブリューゲルの『イカロスの墜落』でしたが、これは実際に観てみると「こんなに小さかったのか」というのが第一印象。何故かブリューゲルというと異様なまでの大きなサイズの絵画を思い浮かべるんですよね。でも、意外に小さい……。この絵にしても、『バベルの塔』にしても、ピーテル・ブリューゲルの絵は書き込みが細かく、実際のサイズより壮大な印象を与えられるようです。
 古典で出色だったのは、ルーベンスとドラクロワの『聖ベネディクトゥスの奇跡』。同じ絵が2枚並べて展示されてました。ドラクロワの方はルーベンスの絵画を複製したものなのですが、高名な画家ふたりが描いた同じ絵柄の大作が並んでいる様というのは矢張り圧巻。
 近代の作品だと、先にも名を挙げたマグリットやデルヴォー、アンソールなんかは、矢張り眸を惹きました。

 全部で109点程の作品が展示されていたようですが、大作が多く、また人出も多いので観るのにはかなり時間がかかると思います。西洋美術館での展示はもうすぐ終了しますが、来年にかけて長崎と大阪でも展覧会があるようです。興味のある方は行ってみても良いかも。

 そして今日は『大エルミタージュ美術館展』か、『肉筆浮世絵展』か……頑張れれば両方行ってくる予定。う〜ん、10年振りのエルミタージュか、鳥山石燕の『百鬼夜行図巻』か。悩む。どっちももうすぐ会期が終わっちゃうんだよなぁ。
posted by HOSHINA Shiho at 02:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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